機動戦士ガンダムRSD 第8話 ジャンクション
シンは、ナチュラルーというよりサオトメーへの憎しみを込めて行った。
「君」
男性は、シンの正体に気付いた。
そこにマユが来た。
マユは、慰霊碑で妙な空気が漂っていたのでどうすればいいのか困っていた。
「すいません。
変なこと言って」
シンは、男性に謝罪してその場を去った。
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馬場一尉は、もう少し少年と話をしてみたかった。
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「どうして手袋なんかプレゼントしてくれたんだ?」
冷静になったシグマン少佐は、不意にそんなことを思った。
「北欧は、寒いと聞きましたからいつかプレゼントしようと思いまして」
マーネリー軍曹は、少しプレゼントが遅くなったと思っていた。
「ハイマン」
シグマン少佐は、うれしさのあまりその場でマーネリー軍曹を抱きしめる寸前だった。
「買いに行くときばれてしまうんでは、ないかと思ってひやひやしました」
マーネリー軍曹は、脱力したように言った。
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オーブでは、新しい動きがった。
「そんなバカな?
何かの間違いだ、それは」
カガリは、代表室に入ってきた首長達にそういった。
「いえ、間違いではございません。
先ほど大西洋連邦ならびにユーラシアをはじめとする連合国は、以下の要求が受け入れられない場合はコロニー連邦共和国を地球人類に対する極めて悪質な敵性国家とし此を武力を以て排除するも辞さないとの共同声明を出しました」
しかしウナトが現実を突きつけた。
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シンは、ミネルバへと戻って行った。
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マユは、男性には目もくれず慰霊碑に花を供え犠牲者に祈りをささげた。
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馬場一尉は、少年が去った方向をずっと見ていた。
作品名:機動戦士ガンダムRSD 第8話 ジャンクション 作家名:久世秀一