DOODLES
「あれも結構似合ってたけどなァ。暫くのとこは俺の使ってないやつを貸してやってもいいが……どうも、俺とお前じゃ雰囲気が違うつうか? 俺はプリティー&セクシーだろ? お前はゴツイ&筋肉だもんな」
「……何言ってんだてめえ」
「そうだ! おいセバスチャン、物置にほら、ハポンのカタナがあったろ? あれ絶対似合うわ! 持ってきてやって!」
「かしこまりました」
そう言って、いかにもな執事のセバスチャンは、スス、と部屋を出て行った。
「な! これ絶対妙案だわ。さすが俺! いいなァ、絶対いいよなァ。嬉しいだろ!」
「はァ……」
「なんだ、気のねえ返事だな。俺からのプレゼントだぞ。俺からの!」
ギャースギャースと、ゾロを指差してサンジが叫んでいる。……これが演技ならば、ある意味こいつはとんでもない名役者だ。
「あ……でもお前、剣は使えるのか? さっきもずっと抜いてなかったろ」
「それは……」
それは、ただ単に元仲間たちに義理立てしていたためで、本来ならばゾロは剣の腕にはかなり自信がある。むしろ、剣を抜かなかったのはその自信ゆえだ――ゾロがそう言うと、サンジは嬉しそうに笑った。
「やっぱりな! そうだろうと思ったんだァ、やっぱり俺は見る目があるぜ。俺は体術専門だからよ、剣の使える奴が欲しかったんだァ」
「なんで……」
「その方が格好いいだろ!」
らくがき:またまた中途半端におしまいです;
どれも続きを書きたいんですがどうにも止まってしまい…… 自分にはっぱをかける意味でアップ!