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伝説の超ニート トロもず
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ドラクエ:disorder 歪みゆく英雄譚の交錯 第15話

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最後の力で絞り出すように言うと、頭を押さえて床に手をつき、俺の腕にかかる重さがグッと増した。

ロト「ソロ!」

ソロ「もう・・・・・・っ時間がない・・・・・・・!!」

その時ソロの首元を見て俺は絶句した。

皮膚の下で、黒い、血管のような何かが蠢いている。
頭の方に這い上がろうとしているようにも見えた。それは周りの皮膚をどす黒く染めて、そこから血がてらてらと流れ出ている。

毒・・・・!?

・・・いや、違う、これは違う。何かのはずみで、何かがきっかけになっているんだ。
ソロの腕を捲くってみると、手首から下は大部分がまるで酷い火傷の跡をそのまま黒くしたような状態になっていた・・・。

ロト「なんだこれ・・・!?」

がく、とソロの首が傾いた。
いくら呼びかけても反応すらしない。
左手の生存率を見ると、22.6になっている・・・意識を失っただけのようだった。

その時、ソロの首筋で蠢いていた何かがすうっと消えた。
驚いて腕も確認してみたが、黒いものはもうなかった。
火傷の跡は変わらずあったが・・・

ロト「・・・・・・・・・・っ・・」

こいつが俺たちに隠してることは、1つや2つじゃないらしい。

俺は歯を食いしばり、レックやみんなの方に叫んだ。


ロト「枯れ草の中から針を探せ!!針を探すんだ!!
早くしろおおおおおおおおおっ!!!」