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　ウィンダムパイロットの1人がナチュラルに敵愾心をあらわにした。

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　1機のレイダー制式仕様は、モビルスーツに変形するとビームカービンを1機のマールスに撃った。
しかしマールスは、回避し後退した。
パイロットは、追撃した。

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　ミサキ中尉は、攻撃してきた1機の可変量産機がこちらが後退すると追尾してくるのを確認した。
「上手くのってきてくれた」
　補給艦への直掩機を1機でも減らすため自らを囮にしたのだ。

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　η艦隊は、艦砲射撃で優先的に補給艦を狙った。

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　うち1発のはずれ弾がたまたま旗艦に至近弾になった。
その衝撃は、ブリッジを襲った。
「被弾状況は?」
　艦長が被弾状況を質問した。
「空気流出、なし」
　クルーの1人が答えた。
「レイダー隊は、マン・マシーン隊を追撃中。
補給艦隊は？」
　クルーの1人がモビルスーツの展開状況を報告した。
「ウィンダム隊に任せてある。
マン・マシーンの状況は？」
　司令官は、マン・マシーンの状況を質問した。
「1機だけアンノウンがいます」
　クルーが答えた。
「そいつが隊長機だろう。
ウィンダム隊には、アンノウンを最優先に撃墜するように伝えろ」
　司令官が命令した。

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　1機のレイダー制式仕様は、ビームカービンをにマールス連射したが命中しなかった。
すると4発目で至近弾を得た。

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　ミサキ中尉は、敵のビームライフルの至近弾に恐怖したが頭部バルカン砲で反撃した。

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「往生際が悪い奴らだ」
　そういうともう一度ビームカービンを撃った。
マールスは、シールドしたが弾かれた。
しかしすぐにバランスを戻すと距離をとった。
　1機のウィンダムは、1機のマールスにビームライフルを撃ったが回避され接近されビームサーベルで胴体を上下真っ二つに切られ撃墜された。

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　ランチャーストライカーパックを装備したダガーLが小隊長とともに発射座標に向かっていた。
「ランチャーを撃てるのは、一度きりだぞ。
チャンスを逃したら敵にこちらの思惑がばれてしまう」
　小隊長は、部下たちに忠告した。
「わがままを言ってすみません。でも一番扱い易い機体なんです」
　このパイロットは、今地球連合が使っている量産機の中で一番扱い易いという理由からダガーLに乗り続けていた。
「相性だから仕方がないが。
こちらが引き付けたところで2発の発光信号を上げる」
　小隊長は、部下に作戦を伝えた。
小隊長は、敵指揮官機をアグニで仕留め戦闘を短期に決着させようと考えていた。
「わかりました」
　部下が答えた。
「またな」
　小隊長が別の部下に別れを言った。
この部下は、ダガーLの護衛任務についていた。
「小隊長もお気をつけて」
　部下が別れを言うと小隊長機のウィンダムは、戦場に向かっていった。

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　アイリス曹長は、ニール小隊で戦場をかけていた。
「俺たちは、ミサキ中尉の援護に向かう」
　ニール少尉が部下たちに命令した。
「了解」
　その時1機の新型量産機がスダルシャナに向かっていった。
「シグマン隊長」
　アイリス曹長は、シグマン少佐を心配した。
「シグマン隊長に任せろ」
　ニール少尉は、アイリス曹長に気を取られるなと忠告した。
「はい」
　その時撃墜された敵機の残骸が目に留まった。
「撃墜されたジン」
　いつもなら無視できたが先のことでいつもなら無視できることでさえ気にしてしまっていた。
「遅れるな、アイリス」
　ニール少尉が怒鳴った。
4人は、ミサキ中尉の位置まで急いだ。

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　ダガーLは、アグニを構えた。
「新型、どこだ。
いた」
　パイロットは、新型機を見つけた。

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　ミサキ中尉は、1機のモビルアーマー形態の量産型可変機のビームライフルの猛攻を受けていた。
何とか回避し続けていたが回避できずにシールドで防いだ。
しかし弾かれバランスを崩した。

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　それは、大隊長も見ていた。
「ここまでだったな、マールス」
　大隊長は、とどめをさそうとしていた。
「大隊長」
　その時部下から通信が入った。
「至急敵艦の追撃に回ってください」
　部下から攻撃目標の変更を伝えられた。
「何？」
　大隊長は、不満をあらわにした。
その時バランスを立て直したマールスがビームライフルで反撃してきた。
大隊長は、その攻撃を回避し部下との通信をしながらビームカービンで反撃した。
「ウィンダム隊が新型機と交戦しました」
　部下が追撃理由を言った。
「任せられないのか？」
　大隊長は、仕方なくアンノウンがいる座標に向かった。

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　それは、ミサキ中尉も確認した。
「まずい、ドゴス・ギアに行く」
　ミサキ中尉は、敵機を追撃した。

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　ウィンダム隊小隊長は、新型マン・マシーンに接近したがバルカン砲で牽制された。
しかし臆することなくビームサーベルで切りかかったが回避されビームライフルで反撃された。
ビームライフルは、至近弾で小隊長は苦痛の声を出した。
「止まれ」
　そういうとウィンダムは、新型マン・マシーンにビームサーベルで切りかかったがシールドで防がれた。
新型マン・マシーンは、反撃に腰部ビーム砲を撃ってきた。
小隊長は、ウィンダムの半身を平行にさせて回避した。
「どうすれば新型の動きを止められるんだ?」
　小隊長は、新型機の動きを止める方法を模索していた。

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　それは、ダガーLのパイロットも同じだった。
「止まれ、新型」
　しかしダガーLのパイロットができることは、モニターを見ながら止まれと願うだけだった。

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　シグマン少佐は、1機の新型量産機と肩部キャノンとビームライフルで撃ちあっていた。
その時至近弾でシグマン少佐は、恐怖の声を出した。
「こいつは、エースだ。
しかしサオトメ隊長だったら同じスダルシャナで苦も無く倒せるんだろうな」
　敵パイロットに苦戦すればするほど多くのエースパイロットを葬ってきたサオトメがいかにすごいパイロットか嫌でも分かってしまう。
その時新手が接近してるのに気付いた。

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「もらった」
　大隊長が駆るレイダー制式仕様がビームカービンを放り投げクローを発振源とするビームサーベルを展開して切りかかってきた。