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淫撃の巨人(進撃の巨人の二次創作!超リアル版)

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私が何者なのか?それを説明するのは難しい。

例えば、今、知識があり、あらゆる文化文明を構築した人類?人間を基準にすると、勿論!私は人間では無い。

人間ではないが、一応!人間が「考える葦」を始めるもっともっと以前から、私は存在していたと思うし、人間ではないが動物でもなく、ハッキリ言ってしまうと植物である。
しかし、今、私は近くの木!なのか?

草!なのか?

花!なのか?

と問われると、そうでは無く、どうやら、私は固定して、今現在、存在していて、生きている?訳ではないようだ。

死んでいる?のかもしれないし、人間が考える、想像する霊魂!

幽霊?魂?

に近いのかもしれないが、それよりも、人間が作った!構築したコンピューターの中でも、自分で情報を集め、自分で、その情報を分析して、仮説を立てて考える!AI、人工知能に近いような、世界のあらゆるコンピューターやパソコン!

またはあらゆる家電?

等の電子機器と繋がった!インターネットで繋がったような、そんな状態で、世界の、地球上のあらゆる植物と繋がった情報ネットワークの思念体!
と言った感じなんでしょう。

当の私は!

と言う事では、私は地球上の植物達をネットワークするコンピューター的に説明すればハブであり、植物の情報思念体と言う、気体のような電脳のような、精霊?樹霊みたいなもんなんでしょう。

そんな私が、この物語の語り部として、今現在の人類とやらの状態!状況を俯瞰の眼で見てお聞かせしたい。

今、人類?の中でも気になるのは、約2年前に起きた人類の平和ボケ!

怠惰が産んだ人災なのでしょうが、それは2年前ではなく、1年前かもしれないし、今現在、今日かもしれません。

私が興味を持っている若い兵士はエレンと言い、2年前の事件!一番外側のウォール・マリアに守られた地域!農耕がメインの地域で、100年以上!または人類がこの壁の中で巨人から身を守り、逃げ込んでから500年近く安全だった地域に、巨人達が壊れて塞がらなくなった鉄の扉から次々と侵入し、あっという間に巨人達による人類の捕獲食祭りが展開された。

そして、当時!16歳だったエレンは孤児になった同じ年の東洋と西洋のハーフの娘ミカサと自宅に帰る途中に、巨人の街中への侵攻を目撃し、自宅にいる母親を探しに向かうのだが、既に自宅は巨人達に襲撃され、間の悪い事に母親が15メートル級に大きな巨人に食べられるのを目撃してしまい、怒りとパニックになった処を、強引に知り合いのオジサン兵士ハンネスに気絶させられ、ミカサと同じ幼馴染のアルミンとウォール・ローゼ内の地域に避難した。

避難民たちの生活は酷く、また、食糧難になったローゼ地区の政策から、巨人からのマリア奪還を名目に、元マリア地区避難民の高齢者から口減らしの為に無謀な行為を敢行され、その多くが巨人によって殺され食された。
ただし、巨人の死体を多数!運んだ軍隊により、巨人の肉を食べることがローゼ地区内の人々に薦められた。

巨人の死体を解体中!胃袋から犠牲になったマリア市民の遺体が数十体も出て来て、それを観た兵士や関係者の殆どが嘔吐したり、咽ずいたらし。
そんなことは言われなくても市民達は重々承知していたが、なにせ食糧不足だから配給された肉は黙々と食べたらしい。

人々は思い思いに巨人の肉では無く、豚肉や鶏肉や牛肉だと、態とらしく声に出して食べたそうだ。
そうだ、何故に巨人達がウォール・マリアの壁から入って来たのかを語らねばならない。
実は、今現在の人間達、しかもローゼ地区に住んでいる市民達の殆どや、今、新しい対巨人用訓練兵団に入ったエレンやミカサ、アルミンでさえも、本当に何があったのか?

教えてもらっていないし、その真実を知る者!実際に目撃した者たちは全て死んでしまった!巨人によって一人残らず食べられてしまったのだ。

では実際、何が原因で巨人達が入って来たのか?

それは、壁の中央に位置するウォール・シーナ内に君臨する中央政権で絶対王政のフリッツ王政に、市民からの不満!壁の警護だけしかしない大勢の兵士達はいらないのではないのか?

または、壁の外の状態をちゃんと王政は把握しているのか?

と言った不満が燻ぶっていて、税収にも懸念がかかり始め、市民の不満のガス抜きとして、密かに調査兵団を市民には一切報告せずに行動させ、しかも、もう何十年も訓練もしたこともない素人の寄せ集めの若い未熟な兵隊たちで、もう2~300年も動かした事も無い鉄の扉を強引に動かそうとし、やっと鉄の扉が錆付いた歯車を回して開けたのは良かったが、調査兵団を城壁の外に移動し締めようとした時に、歯車が腐っていて動かせなくなり、そこに居た兵士や関係者が騒ぎ始め、早朝は巨人の活動も鈍っていたのが、時間の経過と人間達の声を聞き付けた巨人達が集まり、あっという間に塀の外の調査兵団達は襲われ、殺され、綺麗さっぱりと喰われてしまった。

そして、巨人達は本当に久し振りの人間の匂い!体臭を空いた扉!開けっぱなしになった閉まらなくなった扉を腰を屈めながら入ってきたのだ。

城壁内の素人同然な兵士らも、初めて生で観る巨人にショックで身体が動けなくなり、蛇に睨まれたカエルのようになった兵隊たちを巨大な手で掴んでは、巨大なサメの口のように大きく口を開けて、簡単に人間の胴体を食い千切って租借するのですね。

もはや戦意喪失した兵士達は後から後から入ってくる巨人達に簡単に捉えられ、生きたまま食べられていったのです。

早朝の事件で、大量に入り込んできた巨人達は町の中を蹂躙し始め、人々はなすすべも無く圧倒的な力の巨人達に踏み殺され、捕まり、巨人の巨大な手の握力で全身の身体の骨は粉々に砕け、頭から足から、横腹から食べられて行ったのです。

そして、その惨劇から2年が経ち、目の前で母親を喰い殺されたのを目撃したエレンは復讐に燃えて訓練兵団にミカサとアルミンの3人で入団したのでした。

では、肝心の事件の真相?人災によって巻き起こった巨人流入事件は、今では巨人達が長い年月をかけて鉄の入り口周辺を壊し始め、入って来た?と言うことになっていた。ま、今では2年前の話だし、全員死んでしまった調査兵団と関係者達は、侵入する巨人達を果敢に戦って戦死していった英霊たち!と祭られていたそうです。

そんなインチキな情報の中で、正確な情報を蓄積されていない状態で、だけど、早くに巨人達が闊歩するウォール・マリア地域を奪還する為に訓練や軍隊が構成されてきたのです。

巨人を生で観た事も無いウォール・ローゼと若者たちと実際に肉親や家や人生を奪われたウォール・マリア地区の人々との軋轢もありましたが、今現在、懸念されている事は、移民たちによる人口増加と食糧不足!

農地の元々少ないウォール・ローゼでは避難民も元いた市民も賄う食糧が枯渇し、それが王政のウォール・シーナへも影響を及ぼし始めていたのです。

なによりも、人々全体が恐れていたのは、今度はウォール・ローゼの扉も破壊されて巨人達が進行して来るのでは?です。

市民の間では鬱病を発症する人々が増加し、未来を嘆いて自殺する者も後を絶たなくなりました。