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彼岸島短文詰め

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【バレンタインネタ①】

「篤。実は先日知ったのだが、今日はバレンタインデイなどという日らしい」
「それがどうした」
「チョコレートを贈るのが一般的だそうだが、お前、私に用意していないのか」
「また変な事に興味を……。何で俺がお前にそんなもんやるんだ。やる理由も義理もないだろうが」
「何だつまらんな。しかし、ふむ、これは別に私が渡しても構わんのだな」
「絶対いらん」
「だがあいにく菓子の持ち合わせなどない。従ってこの場でやれる物となると…」
「人の話を聞けよ。お約束だが冗談でもチョコの代わりに私なんて気色の悪いこと言ったら全力で殴る」
「?――ああ!そういうので良いものなのか。成程、恋人間で行う行事らしいからな。お前でもたまにはかわいらしいことを言うのだな。ではそうするか」

※安定のうっかり


【バレンタインネタ②】 ※原作雅篤

「篤、知っているか!今日はバレンタインというそうだぞ!」
「それがどうかしましたか」
「チョコレートは用意してあるのか?」
「はあ?この島にチョコなんてありませんよ(何言ってんだこいつ)」
「バレンタインデーに贈るのはチョコレートだと人間が持っていた雑誌に書いてあった」
「そう言われてもないものは……そうですね、外国ではケーキやキャンディを贈る事もあるそうですから、チョコじゃなくて何か別の甘いものでもいいですか?」
「まあ良かろう。受け取ってやるから用意してくるがいい」
「じゃあ何か用意してきますよ(面倒くさいな…)」

~十分後
「はい、どうぞ」
「…………角砂糖」
「何ですか?俺のバレンタインのプレゼントを食べないんですか?」(笑顔)
「篤……」
「食べないんですか?」(笑顔)
作品名:彼岸島短文詰め 作家名:あお