機動戦士ガンダムRSD 第22話 戦火の蔭
オーブ艦隊は、敵艦からの主砲の直撃は免れたものの海面に直撃した際に発生した巨大な高波はオーブ艦隊に襲い掛かろうとしていた。
「フリーダムの援護により敵主砲が逸れました」
イージス艦の副長が状況を報告した。
「面舵。
高波を正面から受けるぞ
ダメージコントロール待機」
艦長が高波への対処法を言った。
敵艦からの砲弾にある程度耐えられるように設計されている戦闘艦であってもあの高さの高波を横から直撃すれば転覆は、免れない。
そのため正面から高波を突破しようと考えた。
他の艦艇もそれに倣い次々に高波を対処しようとしていた。
その中でユウナは、1人目の前の光景に呆然としていた。
※
それは、モビルスーツパイロットたちも同じだった。
※
ついにその時が来た。
「高波を突破する。
総員衝撃に備えよ」
艦長が乗り組員全員に命令した。
艦橋は、緊張に満ちた。
オーブ・地球軍艦隊は、見事全艦高波を突破した。
※
サイジョウ元帥は、新手の到着に気を引き締めた。
「キラ」
サオトメは、懐かしい戦友の再会に心が弾んでいた。
※
キラ大佐は、緊張した表情で戦場を見ていた。
その後方には、アークエンジェルがいた。
※
アークエンジェルのブリッジにいる皆もまた緊張した表情で戦場を見ていた。
※
タケミカズチの艦橋では、トダカ一佐が決断した。
「ミサイル照準、ガンダムサイガー」
トダカ一佐が命令を下した。
「トダカ一佐」
その命令に皆が驚いた。
いくらアークエンジェルが援軍に来たところで勝てる見込みが少ないのは、目に見えていた。
「本国を焼き尽くした悪魔を討つ」
トダカ一佐が強い決意を言った。
その決意にアマギ一尉が押された。
「早く撃て」
ユウナも催促した。
トダカ一佐は、モニターに映るフリーダムガンダムを見つめた。
(頼むぞフリーダム)
トダカ一佐は、心の中でフリーダムガンダムに善戦するように祈った。
「撃て」
トダカ一佐の命令でオーブ艦隊から無数のミサイルがガンダムサイガーMK-2に向かった。
その光景に敵味方問わず皆が驚いた。
※
それは、サオトメも確認した。
しかしサオトメは、冷静にマルチロックオンを使ってミサイルを全て迎撃した。
※
それは、タケミカズチの艦橋でも確認できた。
艦橋にいた皆が落ち込んだ。
パイロットも同じだった。
※
ガーティー・ルーからカスガンダム、アビスガンダムとカオスガンダムの発進準備が行われ3機は発進した。
他の艦からもウィンダムが発進した。
「よし、強力な援軍も来た。
これで一気に状況は、こちらに有利になった。
α艦隊を今日こそ全滅させるぞ」
ガーティー・ルーのブリッジでは、ネオ大佐が皆を鼓舞した。
「待ってました。
お待たせってね」
アウル少尉は、この時をずっと待っていた。
モビルスーツ隊は、まっすぐα艦隊に向かっていた。
「メイリン、モビルスーツ全機発進させて」
ミネルバでは、タリア艦長がモビルスーツ全機の発進命令を出した。
「はい」
メイリン軍曹は、モビルスーツ隊の発進に取り掛かった。
※
スティング少尉とウィンダム隊は、直掩のために発進したガイヤス・ギヤと交戦した。
「行け」
アウル少尉は、離水した艦隊に向け浮上して連装砲を撃った。
なお直掩隊を突破したウィンダムも艦隊に向け攻撃を開始していた。
※
サオトメは、ウィンダムの迎撃を始めた。
「やらせるかよ」
1機のウィンダムをメガビームライフルで2発目牽制で撃つと3発目を直撃弾で撃ち撃墜した。
サイジョウ元帥は、ウィンダムの攻撃をメガビームシールドで防いだが背後から新型緑色ガンダムがビームライフルで攻撃してきた。
「クソ」
サイジョウ元帥は、罵声を吐いた。
※
ミネルバでは、艦載機の発進が行われていた。
「シン・アスカ、コアスプレンダー、行きます」
コアスプレンダー、チェストフライヤー、レッグフライヤーとフォースシルエットが発進するとすぐに合体しフォースインパルスガンダムになった。
「アスラン・ザラ、セイバー、発進する」
セイバーガンダムが発進した。
「ハイネ・ヴェステンフルス、グフ、行くぜ」
グフ・イグナイテッドが発進した。
「マユ・アスカ、ザク、行きます」
スラッシュザクファントムがグゥルに載って出撃した。
「ルナマリア・ホーク、ザク、出るわよ」
ガナーザクウォーリアがグゥルに載って発進した。
「レイ・ザ・バレル、ザク、発進する」
ブレイズザクファントムがグゥルに載って発進した。
※
タケミカズチのブリッジでは、ユウナがトダカ一佐たちが何も命令を出していないことに気付いた。
「何やってるの。
うちもさっさと攻撃させて」
その言葉にトダカ一佐たちが驚いた。
「モビルスーツ隊。
ほら」
ユウナが催促した。
「しかし先ほどまでの戦闘でわが軍のモビルスーツ隊は、かなり減少しています」
トダカ一佐は、次もあると見越して戦力温存を選んでいた。
「α艦隊を討つんだよ。
じゃないと僕は、カガリと結婚できないんだ」
ユウナは、α艦隊を討つ本当の目的を言った。
※
レイ少尉は、ビームライフルでガイヤス・ギヤを攻撃するが回避されっぱなしだった。
ルナマリア少尉もオルトロスをガイヤス・ギヤに撃つが回避され命中しなかった。
※
ステラ少尉は、単機でモビルスーツ隊を突破して艦隊をつぶそうとした1機のガイヤス・ギヤに高エネルギービームライフルを撃ち突破を阻止した。
※
ジーン中尉は、海戦を早期に終わらそうとモビルスーツ隊を突破して艦隊をつぶそうと考え突破を試みた。
しかし黒い可変型ガンダムの猛攻で突破は、できなかった。
※
スティング少尉は、1機のガイヤス・ギヤに高エネルギービームライフルを撃ったが回避されビームライフルで反撃されたが回避した。
「今日こそ落ちろ。
この野郎」
アウル少尉は、そういうと3連装ビーム砲で1機のガイヤス・ギヤを撃った。
※
アンディー大尉は、海上からの攻撃に悪態を吐きながら回避した。
※
敵の動きから攻撃目標はこちらだとハイネ大佐、レイ少尉とルナマリア少尉は、気づいた。
「レイ」
レイ少尉は、苦戦を予想した。
「フリーダムの援護により敵主砲が逸れました」
イージス艦の副長が状況を報告した。
「面舵。
高波を正面から受けるぞ
ダメージコントロール待機」
艦長が高波への対処法を言った。
敵艦からの砲弾にある程度耐えられるように設計されている戦闘艦であってもあの高さの高波を横から直撃すれば転覆は、免れない。
そのため正面から高波を突破しようと考えた。
他の艦艇もそれに倣い次々に高波を対処しようとしていた。
その中でユウナは、1人目の前の光景に呆然としていた。
※
それは、モビルスーツパイロットたちも同じだった。
※
ついにその時が来た。
「高波を突破する。
総員衝撃に備えよ」
艦長が乗り組員全員に命令した。
艦橋は、緊張に満ちた。
オーブ・地球軍艦隊は、見事全艦高波を突破した。
※
サイジョウ元帥は、新手の到着に気を引き締めた。
「キラ」
サオトメは、懐かしい戦友の再会に心が弾んでいた。
※
キラ大佐は、緊張した表情で戦場を見ていた。
その後方には、アークエンジェルがいた。
※
アークエンジェルのブリッジにいる皆もまた緊張した表情で戦場を見ていた。
※
タケミカズチの艦橋では、トダカ一佐が決断した。
「ミサイル照準、ガンダムサイガー」
トダカ一佐が命令を下した。
「トダカ一佐」
その命令に皆が驚いた。
いくらアークエンジェルが援軍に来たところで勝てる見込みが少ないのは、目に見えていた。
「本国を焼き尽くした悪魔を討つ」
トダカ一佐が強い決意を言った。
その決意にアマギ一尉が押された。
「早く撃て」
ユウナも催促した。
トダカ一佐は、モニターに映るフリーダムガンダムを見つめた。
(頼むぞフリーダム)
トダカ一佐は、心の中でフリーダムガンダムに善戦するように祈った。
「撃て」
トダカ一佐の命令でオーブ艦隊から無数のミサイルがガンダムサイガーMK-2に向かった。
その光景に敵味方問わず皆が驚いた。
※
それは、サオトメも確認した。
しかしサオトメは、冷静にマルチロックオンを使ってミサイルを全て迎撃した。
※
それは、タケミカズチの艦橋でも確認できた。
艦橋にいた皆が落ち込んだ。
パイロットも同じだった。
※
ガーティー・ルーからカスガンダム、アビスガンダムとカオスガンダムの発進準備が行われ3機は発進した。
他の艦からもウィンダムが発進した。
「よし、強力な援軍も来た。
これで一気に状況は、こちらに有利になった。
α艦隊を今日こそ全滅させるぞ」
ガーティー・ルーのブリッジでは、ネオ大佐が皆を鼓舞した。
「待ってました。
お待たせってね」
アウル少尉は、この時をずっと待っていた。
モビルスーツ隊は、まっすぐα艦隊に向かっていた。
「メイリン、モビルスーツ全機発進させて」
ミネルバでは、タリア艦長がモビルスーツ全機の発進命令を出した。
「はい」
メイリン軍曹は、モビルスーツ隊の発進に取り掛かった。
※
スティング少尉とウィンダム隊は、直掩のために発進したガイヤス・ギヤと交戦した。
「行け」
アウル少尉は、離水した艦隊に向け浮上して連装砲を撃った。
なお直掩隊を突破したウィンダムも艦隊に向け攻撃を開始していた。
※
サオトメは、ウィンダムの迎撃を始めた。
「やらせるかよ」
1機のウィンダムをメガビームライフルで2発目牽制で撃つと3発目を直撃弾で撃ち撃墜した。
サイジョウ元帥は、ウィンダムの攻撃をメガビームシールドで防いだが背後から新型緑色ガンダムがビームライフルで攻撃してきた。
「クソ」
サイジョウ元帥は、罵声を吐いた。
※
ミネルバでは、艦載機の発進が行われていた。
「シン・アスカ、コアスプレンダー、行きます」
コアスプレンダー、チェストフライヤー、レッグフライヤーとフォースシルエットが発進するとすぐに合体しフォースインパルスガンダムになった。
「アスラン・ザラ、セイバー、発進する」
セイバーガンダムが発進した。
「ハイネ・ヴェステンフルス、グフ、行くぜ」
グフ・イグナイテッドが発進した。
「マユ・アスカ、ザク、行きます」
スラッシュザクファントムがグゥルに載って出撃した。
「ルナマリア・ホーク、ザク、出るわよ」
ガナーザクウォーリアがグゥルに載って発進した。
「レイ・ザ・バレル、ザク、発進する」
ブレイズザクファントムがグゥルに載って発進した。
※
タケミカズチのブリッジでは、ユウナがトダカ一佐たちが何も命令を出していないことに気付いた。
「何やってるの。
うちもさっさと攻撃させて」
その言葉にトダカ一佐たちが驚いた。
「モビルスーツ隊。
ほら」
ユウナが催促した。
「しかし先ほどまでの戦闘でわが軍のモビルスーツ隊は、かなり減少しています」
トダカ一佐は、次もあると見越して戦力温存を選んでいた。
「α艦隊を討つんだよ。
じゃないと僕は、カガリと結婚できないんだ」
ユウナは、α艦隊を討つ本当の目的を言った。
※
レイ少尉は、ビームライフルでガイヤス・ギヤを攻撃するが回避されっぱなしだった。
ルナマリア少尉もオルトロスをガイヤス・ギヤに撃つが回避され命中しなかった。
※
ステラ少尉は、単機でモビルスーツ隊を突破して艦隊をつぶそうとした1機のガイヤス・ギヤに高エネルギービームライフルを撃ち突破を阻止した。
※
ジーン中尉は、海戦を早期に終わらそうとモビルスーツ隊を突破して艦隊をつぶそうと考え突破を試みた。
しかし黒い可変型ガンダムの猛攻で突破は、できなかった。
※
スティング少尉は、1機のガイヤス・ギヤに高エネルギービームライフルを撃ったが回避されビームライフルで反撃されたが回避した。
「今日こそ落ちろ。
この野郎」
アウル少尉は、そういうと3連装ビーム砲で1機のガイヤス・ギヤを撃った。
※
アンディー大尉は、海上からの攻撃に悪態を吐きながら回避した。
※
敵の動きから攻撃目標はこちらだとハイネ大佐、レイ少尉とルナマリア少尉は、気づいた。
「レイ」
レイ少尉は、苦戦を予想した。
作品名:機動戦士ガンダムRSD 第22話 戦火の蔭 作家名:久世秀一