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機動戦士ガンダムRSD 第23話 トラウマ

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「なんだ、100パーセントじゃないんですか」
 アイリス曹長は、100パーセントだと思っていたため驚いた。
「20パーセントは、邪魔で申し訳ないという気持ち」
 ミサキ中尉は、20パーセントの正体を言った。
(奥ゆかしい)
 ケイト中尉には、そんなミサキ中尉がまぶしく見えた。
「じゃあさ、大きくなったらどうする?」
 ケイト中尉は、逆の状態を質問してみた。
「それは、すごく困る」
 ちゃんとした答えにケイト中尉とアイリス曹長は、驚いた。
「本当だ。
すごく困る」
 ケイト中尉は、冷静に考えそういった。
「小さいのも困るだろ」
 アイリス曹長が思わず突っ込んだ。
ミサキ中尉は、そういわれて初めて困ると気づいた。
 3人は、公園のベンチに座るとタブレットを操作した。
「世界アイス協会なんてあるんだ」
 アイリス曹長がすごい協会を見つけた。
「本当?」
「その超魅力的な協会は、どうやったら入会できるんですか?」
「入りたいです」
 さすが女の子だけあって菓子関係の食いつきは、すごかった。
その気迫にアイリス曹長も戸惑った。

                                     ※

 サイジョウ元帥とアンディー大尉は、工場内に機体を着陸させると機体から出た。
あたりには、目的不明な建造物がありさながら建造アートでも見ているようだった。
周囲を警戒しながら2人は、主要建物内に入った。
 
                                     ※

 ケイト中尉、ミサキ中尉とアイリス曹長はアイスについて調べていた。
「アメリカ定義だと乳脂肪6%以上タンパク質2・7%以上の物は、メロリンと呼ぶそうです」
 アイリス曹長は、旧アメリカで定義されたアイスの呼び名を言った。
「ラクトーアイスのようなものなの?」
 ケイト中尉が食いついた。
「トルコアイスは、ドンドゥルマ」
 アイリス曹長がトルコアイスの正式名称を言った。
「あれね」
 ミサキ中尉が気づいた。
「同じアイスとは、思えない名前ですね」
 アイリス曹長は、なぜこのような名前を付けたのか不思議でならなかった。
「よし、アイス食べにいこ」
 ケイト中尉がアイスを食べようと2人を誘った。
「また?」
 この前に3人は、アイスを食べていた。
「行こ」
 ミサキ中尉は、ノリノリだった。
 結局3人は、アイスを食べに行くことにした。
「しかし今日は、暑かったですね」
 アイリス曹長は、タブレットで仰ぎながら言った。
「コロニー温暖化かな」
 ミサキ中尉がぼけた。
「だからアイス。
暑い日は、アイスに限る」
 ケイト中尉がスキップしながら店に向かった。
「アイスは、逃げませんから急がなくて大丈夫ですよ」
 アイリス曹長は、ケイト中尉を落ち着かせた。

 次の日も暑かったため3人は、プールに行った。
「プールだ」
 ケイト中尉とミサキ中尉は、はしゃいでいた。
アイリス曹長は、白いビキニを着てきた。
「ビキニだ」
 ミサキ中尉は、アイリス曹長のうらやましいプロモーションに見とれていた。
ケイト中尉とミサキ中尉は、いっぱい遊び帰りは脱力していた。
「休暇を楽しんでますね」
 アイリス曹長は、2人に圧倒されあまり遊べなかった。
次の日も3人は、プールに行った。
「今日もプールだ」
「今日は、抑えて行こう」
 ケイト中尉とミサキ中尉は、少し自重しようとした。
「保護者のような感じかな」
 アイリス曹長は、今の自分を表現した。
ケイト中尉とミサキ中尉は、有言実行で自重して楽しんだ。

                                        ※

 サイジョウ元帥は、部屋の一室に入った。
すると何かに気づいた。
後から来たアンディー大尉が電気をつけた。
そこには、大型の機械が設置してあった。
サイジョウ元帥は、それを見るなり震えだした。
「ここは、なんだ?」
 アンディー大尉は、その部屋が何なのか皆目見当がつかなかった。
何せそこには、配線がつながった大型メスシリンダーのようなものがたくさんあったからだ。
「サイジョウ元帥」
 アンディー大尉は、サイジョウ元帥の異変に気づきそばに来た。
サイジョウ元帥は、発作のようなものを起こしていた。
「サイジョウ元帥」
 しかしアンディー大尉は、サイジョウ元帥が持病を持っているとは聞いていなかった。
「どうしたんですか、サイジョウ元帥」
 アンディー大尉にできることは、サイジョウ元帥に呼びかけることくらいだった。
「サイジョウ元帥」
 アンディー大尉は、軽いパニックに陥っていた。

                                         ※


 ケイト中尉がプールの水を手で掬うとその水を見つめた。
アイリス曹長は、潜っているミサキ中尉の頭を手で押さえて水から出られないようにした。
一見残酷な行為だがミサキ中尉も楽しんでいた。
「ねえアイリス、ミサキ」
 そこにケイト中尉がやってきた。
「水って何?」
 ケイト中尉は、突然意味不明な質問をしてきた。
「ケイト中尉、大丈夫ですか?」
 アイリス曹長は、本気でケイト中尉を心配した。