マブラヴどうでしょう3
【2001年12月25日深夜2時】
鈴井「はい、と言うわけで我々は今日本海を航海しています。
こんな夜遅くに一体何だと思われとぃる方も多いでしょう。」
大泉「深夜2時ですからね。」
鈴井「我々もおんなじ気持ちです!なんでこんなに遅いんだよ~。」
大泉「犯人はあそこのヒゲですよ。」
藤村「カッカッカッカッ(笑)」
鈴井「さて、なぜ我々がこんな遅くに起きているかと申しますと!」
大泉「ほう?」
鈴井「大泉くん、今日は何の日かな?」
大泉「何の日って、甲21号作戦の日ですよ?」
鈴井「違うよ~(笑)
今日は…………クリスマスです!」
大泉「ああ、そういえば。」
鈴井「そこで、クリスマスと言えば……、豪華な料理!!」
大泉「おぉ、もしかしていまから食べられるんですか?」
鈴井「それは貴方次第です。」
大泉「おいおい、ちょっと待て。まさか……。」
鈴井「料理と言えばシェフ!シェフと言えば……。」
大泉「うん。」
鈴井「貴方です!大泉くん。」
大泉「待てって!ちょっ、何言ってんの?」
鈴井「ですから、大泉くんに料理を作ってもらって、クリスマスパーティーをしようと。」
藤村「せっかく軍艦とはいえ船に乗ってるし、ロケーションも最高だから。」
大泉「時期を考えろよ!今から俺たち何しに行くか知ってるだろ!?」
藤村「知ってますよぉ。でもクリスマスだから。」
大泉「クリスマスだからじゃねぇよ、バカ野郎!
ミスターもなんですか!貴方にはねぇ、こんなバカげたことを止める権限ぐらいはあるんですよ!」
鈴井「まぁまぁ大泉くん。特別ゲストも来てますから、ね?」
大泉「どうせonの着ぐるみ着た安顕だろ?何が特別だよ。」
鈴井「いえいえ、今回はもっと凄いゲストに来てもらいました。
それではご紹介しましょう!
月詠中尉と白銀少尉です!!」
大泉「アハハハハハハハハ!
何でこの人がいるんだよ!」
月詠「それは私の台詞だ!なぜ貴様がいる!」
白銀「…………。」←状況についていけず、茫然。
鈴井「というわけで、お二人にはゲストとして参加して貰います。
あ、因みに月詠中尉に関しては殿下からの勅命ですので悪しからず。」
月詠「わかっている……。
殿下も一体何をお考えなのか……。」
藤村「それじゃあ早速パーティー会場に向かいましょう。」
大泉「ちょっとまて、何で外に出んだよ。会場って中じゃないのか?」
藤村「いえいえ、今回は小松が頑張って特別セットを用意しましたからwww」
大泉「おぉもうそのドア開けるな。なんか焦げ臭いし嫌な予感しかしねぇんだよ。」
藤村「では此方です。」
~~~~藤村Dがドアを開けた先には仮設テントとワゴン車を組み合わせたセットがあった~~~~
大泉「いぃ~やぁ、すばらしい。
どうですか皆さんこのクソ寒いセットは。」
藤村「ハハハハハハ!」
大泉「あれなんだ?時間かけてなにしてくれたかって思ったら、あのバカ小松はこのモールをつけただけか。」
藤村・鈴井・白銀・月詠『アハハハハハハハハハ!』
鈴井「カンパーイ!」
白銀「カンパーイ!」
月詠「乾杯。」
鈴井「じゃあ、ね。そろそろ。」
藤村「あぁ、そうですそうですwwww」
鈴井「シェフの方に、料理のほうでもお願いしましょう。」
白銀「いよぉ~~~~う!」
鈴井「シェフ~~~。」
藤村「ギャハハハハハハハハ!」
月詠「プッ……クッフフフ。」
大泉「いらっしゃいませ。
ピストル大泉へようこそ。
撃ち抜くぞ!撃ち抜くぞ~~!!」
大泉「えぇ、今回私が腕によりをかけまして、えぇ~シェフ大泉風のぉ、海老チリを。」
藤村「おやぁ~~。」
≪海老チリ≫
大泉「これはあの~……。」
鈴井「あ、あの、ちょっと良いですか?」
大泉「ハイなんですかハイ?」
鈴井「……期待して良いんですか?」
大泉「勿論でございます。」
大泉「こんなにねぇ、あのなんだろ。」
藤村「腰が痛い?」
大泉「低い厨房初めて。」
藤村・鈴井「ギャハハハハハハハ!」
大泉「僕はあれだから。痔持ちでギックリ持ちだから。」
藤村「…フハハハハハハ!」
大泉「僕悪いけど、ギックリって言ったら帰るから。」
白銀・月詠「ハハハハハハハハ!」
大泉「あれかい?なんかつまみ欲しいかい?」
月詠「そうだな。何か作ってもらおうか。」
藤村「そうだねぇ。」
大泉「そうでしょ。」
藤村「もうだって、ワインも無くなって白銀なんかはもう日本酒いってるから。」
大泉「ちょっ、おいおいおいお前わかってんだろうなお前。」
大泉「それじゃ、なんかつまみ作るから。」
鈴井「おお。」
藤村「うん。」
白銀「海老の塩焼き。」
大泉「海老の塩焼き?」
鈴井「ああ。」
大泉「馬鹿じゃないの?お前。」
白銀「食べたい食べたいwww」
大泉「海老チリ作るって言ってるでしょ?」
藤村「そうだそうだwww」
大泉「なんで塩焼きで焼いちゃうの?」
鈴井「そうだよ。」
大泉「それじゃとりあえずこれでいってみるかい?」
藤村「良いじゃないのぉ。」
月詠「しかしよくこれだけの食材を集めたな。」
鈴井「これはですねぇ、うちのonがあの~、門別で釣ってきたんですよ。」
藤村「彼はあれですから、初代釣りバカですからね。」
大泉「ちょっとぉ、悪いね手かけなくて。」
月詠・白銀「いやいやいやいや。」
大泉「ぱぱっとつまみだけね?作るから。」
藤村「お願いしますよぉ。」
藤村「白銀タバコ吸ってんじゃねぇよwwww!イメージ悪いだろwwwお前www!」
大泉「何してんだよお前。」
藤村「白銀ぇ。」
白銀「だいたい俺だって別にやりたくてやってんじゃねぇんだよ。」
全員「アハハハハハハハハハハ!!」
藤村「何いってんだよお前www」
白銀「大事な作戦の前に呼び出しやがってよぉ。」
藤村「ギャハハハハハハハハハ!」
大泉「いまユーロフロントって新しいシリーズが……『良いから海老焼け海老焼け!』……何だお前このやろう。」
大泉「あぁあぁ、整備員が最終チェック始めたぞ?
そらそうだ、あと何時間かしたら作戦始まっちゃうんだぞ?」
藤村「作戦の第一段階とかち合ったりしたらカッコ付かないよ?」
月詠「カッコ付かない云々で済まされる問題ではなかろう……。」
藤村「風強くなってきてるねwww」
大泉「あん?」
藤村「すごい厨房だねwww」
大泉「すごいでしょ?」
藤村「息がw白いよ大泉くんwww」
大泉「寒いよそら。」
藤村「寒いよねwww」
大泉「うん~、何のことは無いそりゃそうだよ。12月の外だもん」
藤村「そうだよねwww」
全員「ギャハハハハハハハハハハハハ!!!」
藤村「いやぁ、凄いねぇ。これおつまみを作りつつ、海老を焼きつつ海老チリを作ってんだろ?www」
大泉「そうだよ?」
藤村「三つ一緒にやってるわけだろ?うん。」
大泉「そうだろ?それもお前このぉあれだぞ?火と呼ばれるものはこの2種類しかないんだぞ?」
作品名:マブラヴどうでしょう3 作家名:妄想るアンディ