You can change your destiny.
「…良いって…言ってくれた…」
「そうか」
シャアは微笑むとアムロをギュッと抱きしめる。
「シャア!?」
「アルテイシアの許可も貰った事だし。思う存分君を愛そう。」
シャアの大きな手がアムロの身体をすっと撫で上げる。
「わぁ、おい、シャア!!いま散々しただろう!」
抗議するアムロを抱え込み、その耳元で囁く。
「まだ足りない…。」
その艶のあるバリトンにアムロの腰がビクリと跳ねる。
「君も私を求めているだろう?」
そのまま首筋に唇を寄せていくシャアに、アムロは小さく溜め息を吐くと、首元で揺れるプラチナブロンドを優しく撫ぜる。
「しょうがないなぁ…」
首筋から顔をあげたシャアと瞳を合わせて微笑み合う。
そして、二人はゆっくりと唇を寄せ合い、互いを求めてきつく抱きしめ合った…。
「愛しているよアムロ。」
「恥ずかしいよ!ばか!」
「あ、そうだ。セイラさんが、いつか俺の目が見える様になるって言ってたよ。セイラさんの勘はよく当たるんだってさ。」
end
作品名:You can change your destiny. 作家名:koyuho