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こらぼでほすと 秋刀魚2

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 ざっと十人前。いや、悟空の分は五人前くらいにはなるので二十人前くらいは制作されているわけで、さらに今夜の寺の食事の用意もしているはずで、そうなると、かなりの重労働だ。見ただけで労働量も想像がつくから、レイも小言を言う。ここの親子関係も、しっくりしたものになっているからレイも言いたいことを吐き出すようになった。
「これぐらいは、いつものことだからさ。」
「ママ、昼寝です。」
「・・・はい・・・・」
「ああ、じゃあさ、ねーさんが昼寝終わったら、どっか散歩でも行かねぇ? クルマでもいいし、晩飯は外食しようぜ。」
「そうだな。どこか探してくれないか? シン、レイ。」
 今夜は里に泊まることになっているから、ドライヴでもして外食ぐらいのイベントはやってもいい。それなら、僕も手伝う、と、リジェネも手を挙げる。買い物には興味のない野郎どもなので景色でも眺めるぐらいのことになる。
作品名:こらぼでほすと 秋刀魚2 作家名:篠義