機動戦士ガンダムRSD 第24話 罪の在り処
アイリス曹長は、海のきれいさに心が奪われていた。
「ヤシの木だ」
コロニーでは、めったに見られないヤシの木にミサキ中尉は興奮した。
「久々に彼氏さんを見たよ」
ミサキ中尉が従姉妹が彼氏と一緒に写ってる写真に気づいた。
すると従姉妹がカメラに向け指についたてんとう虫を向けている写真を見つけた。
「てんとう虫って毒を持った昆虫では？」
アイリス曹長が突っ込んだ。
「楽しそうだからいいじゃん」
しかしミサキ中尉は、そんなに問題視してなかった。
「ヨットだ」
今度は、ヨットを背景に2人が写っていた。
「左下のは、虫かな？」
ミサキ中尉が左下の影に気づいた。
「虫ですね」
アイリス曹長も否定しなかった。
「虫率の高さ」
アイリス曹長は、さすが南米だと感じた。
「わざとじゃないよね？」
ミサキ中尉がアイリス曹長に確認してみた。
「わざとでは、ないでしょう」
アイリス曹長は、否定した。
「3人で旅行に行ってみたいね」
ミサキ中尉が提案した。
「良いですね」
アイリス曹長もノリノリだった。
「南国？」
ミサキ中尉が場所を聞いてみた。
「私は、溶岩が湧いているところがみたいな」
アイリス曹長は、溶岩を見てみたかった。
「そういうの良いよね。
海に空いる穴とか」
ミサキ中尉が神秘的なことを言った。
「地球の裂け目とか」
アイリス曹長がさらに神秘的に言ってみた。
作品名：機動戦士ガンダムRSD 第24話 罪の在り処 作家名：久世秀一