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Princess&AK アドベンチャーズワールド

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序盤



この地球のある宇宙は、広い。想像できないくらい広大で、我々人類ではそのすべてを把握するのは不可能だろう。
でもこの宇宙は5つある次元世界の一つでしかない。空間と呼べる世界は全部で5つある。
その中でも、地球のある第一次元の人類と我々は知らない第三次元の人類の危なくて切ない、ちょっぴり楽しいお話にどうかおつきあいください。

第三次元、おとぎの世界。リッディングランド王国。この世界は王様がたくさんいる、夢と希望であふれたメルヘンな世界である。

ガラガラガラ.....ヒヒーーン!!
馬車がとあるお城に向かって走っていた。
「ミストバーグ城、久しぶりね...!ロイヤルアカデミーの春休み、ナッティともたくさん遊びたいわ!」
この女性は、リディングランド王国第一王女、ユリア姫。齢14。ロイヤルアカデミーという学校に滞在しているが春休みと春の舞踏会が重なってほかの王女と一緒に舞踏会へ参加する事になった。

ブーーン....ブロロロロー
車も城に向かって走っていく。
「胸が高まるわ!だって春休みは森の中でのんびりできるんだもん。」
こちらはウンダラ王国王女、ルル姫。齢14。ロイヤルアカデミー在校生。

もう一つの馬車。
「やっぱりリッディングランドは暖かいわね。私の国はまだ寒いわ。」
ノーザンランド王国王女、フレイア姫。齢14。同上
その隣を走る馬車から声が聞こえた。
「私の国だって寒いですわ。フレイア、お先に。」
ウィンテリア王国王女、クララベル姫。齢15。同上
「また後でねクララ!」

ブーン....
「かわいいあの子達に、出来上がったばかりのジュエルを見せたいわ!ああ、早く。」
オニカ王国王女、ジャミンタ姫。齢15。同上

以上の王女達は、ティアラ会の一次メンバーである。ティアラ会とは....王女達の友情で結成された防衛隊である。たぶん


ミストバーグ城のエントランスでもう7人の王女が待っていた。
「わーーい!お姉さまといっしょー!!」
久しぶりに姉のユリアに会える事をすごく楽しみにしてるリッディングランド王国第二王女、ナッティ姫。齢12

「落ち着き無いわねナッティ。冷静に考えてもう直きよ?」
ダルビア王国王女、ロザリンド姫。齢13

「だってお姉さまよ!?ずっと会えなかったんだもん!」
ナッティはユリアに会いたくて会いたくて、そわそわしていた。

「へへっ、あきれたw」
ロザリンドは少しため息をついた。

「みんなー!おめかし遅れちゃったー。お待たせー。」
ナッティ「待ってたよエラ!」
「みて!黄色のスカーフよ。」
バラス島王女、エラ姫。齢12。
ロザリンドはスカーフ材質を当てた
「ふふっ、シルクね。上品だわ」
エラが言った。「この材質、特注なのよ。」
「王族の物は特注が普通じゃない?」とナッティ。

「そこの三人〜!!」
残りの王女達があわてて三人を呼び出した。

ナッティはすかさず返事をした。
「そんなにあわててどうしたの?サマー、マヤ、イザベラも。」

三人はある石をナッティ、ロザリンド、エラに見せた。
「何これ.....」

イザベラが言った。「お庭に落ちてたの。何かの宝石かな?」
サマーは不思議そうにしていた。「足が三本...小さな文字で2SC1815って書いてあるわ。」
マヤは怖がった「不吉...」

この三人は....
☆イザベラ姫 ベラチナ王国王女 齢13
☆サマー姫 ミラニア王国王女 齢12
☆マヤ姫 レパリ王国王女 齢12

ナッティ「見た事無いね...」

「あ、あの...みんな。」
後1人の王女が出てきた。
一同「アミーナ!」
カマラ王国王女、アミーナ。齢12
「お支度してたら長引いちゃって..お取り込み中だった!?」アミーナは少し遠慮した。
そんなアミーナをナッティは和ませた。
「お取り込みも何も、ちょっとした物見つけただけだよ!アミーナもうすぐ舞踏会だよ!パッーとしようパッーと!」

そこにリッティングランドの王妃がやったきた。ユリアとナッティの母親である。
「ナッティ!もうちょっと落ち着きなさいな。舞踏会は大騒ぎする所じゃありません。」
ナッティを少し叱った。「でもぉ、お姉さまに会えるのすごい楽しみだから...我慢できない!」
ナッティはケロッとしている
「ナッティ!!」
王妃は冷や汗をかいた。「(私別に育てが悪かった訳じゃないわ...この子も立派な王女だもん...元気がいいだけよ。)」
「ナッティは本当におてんばね..」「それがナッティよね」
ロザリンドとサマーはこう言い、いつもの事だと思った。
「第二次ティアラ会リーダー....」と、エラがぼそり。

そこに王女お着きの護衛、アリーがこう告げた。
「姫様達、間もなく第一次ティアラ会の姫樣方が到着いたします。表へご移動ください。」

「そろそろだわ!ひゃっほーい!」
ナッティは飛び上がった。自分の事をかわいがってくれる大好きな姉にまた会える。うれしさでこころがいっぱいだった。
「Its,showtime!!」サマーもナッティに似た心境だ。

ガラガラガラ.....ヒヒーーン!!
ブーーン.....
「来ましたよ!姫様」
アリーがこう告げ、数台の馬車と自動車が止まった。そして....
馬車のドアが開く。ユリアが顔を出した。
「お姉さま!!わーーい!!」ナッティがユリアをめがけて抱きついた!
「ナッティ。ただいま。」ユリアがこう言うと
「お帰りなさい!お姉さま!待ちくたびれた!!」満面の笑みだった。
「ユリア、ロイヤルアカデミーの授業は大変だったでしょう。今日は楽しい舞踏会よ。ナッティったら大はしゃぎだったんだから!」王妃も内心はうれしいんだろう。

そして、ほかの王女達も顔を出した。
「ユリア、ナッティ!待ちに待った春休みだよ!!」とルル。
「ごきげんようみなさま。清々しいですわ!」とフレイア。
「2次メンバーのみなさん?おとなしくしてました?」とクララベル。
ロザリンドは礼儀正しく、一次メンバーにお辞儀をした。
「先輩殿方、お会いできて光栄でございます。今日から10日間、よろしくおねがい申し上げます。」
代表でユリアが言った。「こちらこそよろしくね。かわいい後輩。」
「ファあ」ロザリンドが少し照れた。
「お姉さま!早くお部屋へ行きましょう!マカロンが食べたい!!」
ナッティは早くユリアと遊びたかった。
「はいはい。寂しかったもんね!」
ユリアは真剣なまなざしだった。

場は、和やかで幸せ一色だった。しかし、1人だけ不安だった王女がいた。サマー姫だった。
彼女は2SC1815と書いてある石を見てこう思った。
「(この石、この世界のじゃない!きっとそうだわ。どこか....別の世界の未知の物.....)」
とそこにジャミンタが心配そうに話しかけた。
「サマー、その石、気になりますか?」
サマーは素直に言った。「ええ、この石、謎な所が多くて....」