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Princess&AK アドベンチャーズワールド

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「俺はこの国の王だ!王妃もユリアもナッティもこの国の民も、必ず守る!!ここにいる!!」
王は国の頭としての責任を負うため逃げようとはしなかった。
王妃は泣きついて王にすがった。
「ダメよ貴方!私とユリアとナッティと一緒に逃げましょう!!」
王は断行した。「ムッムリだ!!」

そしてホールに兵隊がせめて来た!!

ズガガガガガガガガガガガガガガガガ!!!!!!!

機関銃でホールにいた王族達を殺傷した!!

「キャアアアアアア!!」
「ウワァァァァ」

異星人の総指揮がミストバーグの時計塔でつぶやいた。
「ぶざま、ぶざまぶざまぁぁぁっWWWWWWWWW」

アリーは王女達を既に城の外に逃がしていた。
「王女樣方、安全な所を知っています。急いでください!」

サマーは言った。「こんな事になるとは少しだけ思ってた!!」
ロザリンドはサマーに怒鳴った。「なんで教えてくれなかったの!!教えてくれたら回避できたじゃない!!」
するとサマーは泣き崩れた。「そんなこと....言われても....油断したのよ....あ、ああああうあああ」

「たっ、助けてくれぇぇ!!」王子達の悲鳴だ
「ああ、王子様方が!!」エラは王子全員が捕まっている所を目の当たりにした。
王子達はエイリアンハンターに捕まりどこかに連れ去られてしまった。

そして王女達めがけて兵隊が銃口を向けた!!

ズガガガガガガガガガガガ!!

「きゃあああ!」王女達は伏せた。

アリーは引き続き誘導した。「姫樣方こっちです!!」

マヤは祈りながら走った。「みんな無事で生きられますように....どうかご無事で.....」
するとエイリアンハンターが王女達めがけて飛んできたっ!!
「あ、ああ....」バタンッ フレイアが倒れた。
「フレイア!!」ユリアはフレイアを背負おうとした。
エイリアンハンターがフレイアを奪った!!
ユリアはフレイアの手を離さなかった。「フレイアを、フレイアを奪わないで!!おねがい!!」

エイリアンハンターは力ずくでユリアを蹴飛ばし、フレイアを連れ去った。

「フレイアッーーーー!!」

ユリアは立ち上がり、走りながら涙を流した。「フレイアが....なんで!?」

「今はとにかくアリーの言う事だけを聞きましょう!!そしたら安全だわ!!」
とクララが歪んだ表情で言った。

兵隊が王女達の後を追っかけてきた!!

アリーは兵隊にナイフを突き刺した。しかしあたらなかった。
王女達はとにかく逃げた!

とあるヘリポートについた。

ナッティが泣きながらユリアに言った。「お姉様、なんでこんな事になるのっ!?あたし達悪くないのに....みんな悪くないのに......どうしてっ!?ねぇどうして!?」

ユリアも悲しかった。突然国が襲撃されてみんな殺されてしまう。悲しみでいっぱいだった。
「ナッティ?私もわからない.....何がなんだか.....でもこれだけは言える。」
ナッティはかしげた。「?」
ユリアは優しい表情で言った。「この世界は侵略されたってね。」

王女達は唖然とした。

「侵略.....この世界は一度も侵略戦争なんて無かったのに!!!!」とルルが怒鳴った。

アリーが気づいた。「あれ?アミーナ姫がいません!」
「ええ!?」王女達がまた絶句した。
「も、もうやだぁぁぁぁ」エラが泣き崩れた。

しかしこの中でルルだけが強気だった。「対抗したい!こんな事起こしたやつぶん殴りたい!!」

アリーは何か準備をしていた。次元救命ボート10台を用意していた。
ユリアはアリーに問う。「何をしてるのアリー?」
アリーは真剣な表情で言った。「次元救命ボートです。これでみなさん、第一次元の地球に逃げてください!」

クララベルは断った。「そんな知らない所私は行きません!」
「死にたいんですか姫様!!」アリーは王女達を守りたいがために病む追えないと思った。

バアアアン!!バアアン!!

ヘリポートに兵隊がせめて来た!

「姫様達!ボートは10台あります!早くお乗りください!!」
アリーは必死だった。

「みんな、乗りましょう!」ユリアがこう言うと、王女達はみんなおとなしく救命ボートに乗り始めた。

ナッティはユリアと一緒のボートに乗ろうとした。しかし....

ユリアは言った。「ナッティ?あなたは別のボートに乗るのよ。」
ナッティは聞かなかった。「やだやだやだ!!せっかくお姉様と久しぶりに会えたのに、10日間一緒にいるって言ったじゃない!!嫌だよぉぉ」
ロザリンドはナッティに怒鳴った。「この甘えん坊が!!だからいつまでたってもテーブルマナーが上達しないのよナッティ!!」
ナッティは泣き叫んだ。「ああああああああ、やあだあああああああ!!!!!!!」

ユリアはナッティを抱きしめた。「ナッティ?きいて?私はあなたが大好き。すごい愛してる。私も本当はナッティと一緒に行きたい....でも無理なのよ。病む追えないの。わがままで、泣き虫のナッティは嫌いよ。でも、元気で、言うことを聞く、良い子のナッティは好きよ。じゃあね」

アリーは救命ボートのスイッチを入れた。「ピピン、ピコーン」

すべての救命ボートのドアが閉まり始めた。

ナッティ「お姉様、お姉様、」

ユリア「ナッティ.....ナッティ!!」

ズガアアン!! 兵隊がドアを破った。そしてアリーに襲いかかった!

「王女樣方、私はあなた達と活動できて幸せでした。ティアラ会。友情を信じて、お守りします!!!」
アリーはこう言い残し、死闘を始めた。

『次元救命ボート、発射10秒前。9、8、7、6、5秒前、4、3、2、1、発射します。』
ゴオオオオオオオオオオオオ!!

「お姉様ああああああああ」

「ナッティイイイイイイイ」

次元救命ボートが地球に向けて発射された。マッハ100のスピードで空を進み、やがて次元移動しおとぎの世界から消えてった。

ヘリポートで、アリーが血まみれに、ぼろぼろになりながら仰向けになっていた。
「どう....か、ご無事で...王..女様.....」ガクッ

アリーは息を引き取った。

おとぎの国が滅ぼされていく..........