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Princess&AK アドベンチャーズワールド

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所戻ってミストバーグ城のユリアの部屋。
ユリアとナッティがお茶を飲みながら話していた。
「ナッティ、今日から10日間、また一緒ね。私がいない間、お母様に叱られなかった?」
ユリアがこう聞くと、ナッティは少しスネた顔して
「もう叱られっ放し。お姉さまがいないからつまらなかった!」と言った。
ユリアはナッティに優しいまなざしで言った。「ナッティ、私も大変だったわ。ロイヤルアカデミーの授業とか、いろいろ巻き起こる問題とか、ま、授業は私は得意なほうだけどね。私は良い子のナッティが好きよ。ナッティも王女だもんね。」

ナッティはそう言われるとこういった。「お姉さまは本当に礼儀正しいね。あたしみたいにお転婆じゃないもん。身分が高い王家にふさわしいよ」
ユリアは話した。「別に礼儀や身分がすべてじゃないと思うな。この国の民だって、動物達だって、身分が高くなくても明るいじゃない。」
「そんな事言うお姉さま、あたし好き!」ナッティに笑顔が戻った。

トントンッ!ユリアの部屋に誰か来たようだ。

「ナッティ?来てやったわ。ユリアお姉様、こんにちは。」
「ナッティとお姉さまを撮りにきたよ!」
ロザリンドとイザベラがやってきた。

「ロザリンド、イザベラ!一緒にマカロン食べよう!」とナッティ
「ナッティ、お姉様を困らすんじゃないよ。マカロンおいしいもぐもぐ」とロザリンド。
カメラを持ってるイザベラはこの場面を撮影した。「ピピッ、パシャッ」「良い絵がとれた♡」
「なな、何撮ってるのよイザベラww」とロザリンド。
「あらあらうふふ...」とユリア。
楽しくなったナッティは勢いでこう言った。「もういっその事みんな呼び出しちゃおうよ!」
ロザリンドが驚いた「ちょっ、やめなさいよ!!騒がしい」
イザベラは賛成。「いいよ!呼び出してくる!」
「ティアラ会全員集合ね。」とユリア。

そこに、御就きのアリーがやってくる。こう告げた。
「ユリア様、ナッティ様、王女樣方、この後17時より舞踏会のお支度を始めます。それまでにメイクルームまでお越し下さい。」
「わかったわ、アリー」とユリア。
「アリー!サンキュ!」とナッティ。

そして部屋に王女達が次々とやってきた。
こうして楽しい時間が過ぎてゆく......


午後6時30分....

メイクルームにて。舞踏会の準備が進んでいた。
「ナッティ大丈夫?ティアラ似合うわよ!」
ユリアは花の模様の紅のドレスを身にまとい、頭にはきらびやかに輝くルビーのティアラをつけていた。
顔は美しく、まさに高貴な姫君であった。
「お姉さま、かわいい!でもあたしだって負けてらんないわ!」
ナッティも華やかなドレスを身にまとい、妖精のような、天女のような感じだった。
「王女様、お支度が出来ました。そろそろ移動しましょう。」
「ええ、行きましょう!」とユリア。
「ショータイムー!」ナッティ。
二人は移動する。

そこにルルとロザリンドが迎えにきた。「ユリア!ナッティ!早く早く!」とルル。
ロザリンドはドレス姿のナッティを見て、こう言った。「あなたも高貴な所があるのねwらしくないwww」
「むむぅ!」ナッティはむすっとなった。
「冗談よw」ロザリンドはニヤッと笑った。
「いこうよ!舞踏会始まっちゃう!」ルルは慌て気味だった。
そんなルルをユリアは落ち着かせた「まだ20分もあるよルル。余裕持たなきゃ。」
ルルは深呼吸した。「スーハー」

階段の所でほかの王女が呼んでいる。
「ユリア!ナッティ!ルル!ロザリンド!先に行くよー!」
「あ、待ってよー!」と、ナッティ。
ロザリンドはすました顔で時計を見た。「あと10分」


ミストバーグ城の表で作業服の男が時限爆弾を仕掛けていた。
「あと10分」

「ユリア王女!間もなくですね。デニッシュです。」
彼はラタスタン王国王子、デニッシュ。以前の舞踏会でユリアと一緒に踊った。

「あらデニッシュ様、お久しぶりです。お元気でしたか?」
ユリアは穏やかな笑顔で伺った。
「最近は我々王族も忙しいですから。今回も最高の夜にしませんか?」
デニッシュはユリアの手を取った。
「良いんですか?...はい。」
ユリアはうなずいた。

「あたしとは誰と踊るのかなぁ」
ナッティは少し緊張していた。しかしそこに。
「貴方がナッティ姫か?僕と一緒に踊ろうよ」とある王子がナッティの手を取った。
「え、あ、はい!いいよ」ナッティも戸惑いながらうなずいた。

その他の王女達もそれぞれ各国の王子と手を組み、ペアを組んでいった。

「そろそろ舞踏会を始めましょうかね。」
「大臣、今日は最高の舞踏会になりそうだよ。」
リッディングランドの大臣と王。王はユリアとナッティの父親。
「あと1分よ。ユリアとナッティ、うれしそう。」王妃はとても穏やかな表情で二人を見つめた。


そして舞踏会が開催される時。

「お集り紳士淑女のみなさま、今日はミストバーグ城にお集まりいただきうれしく思っています。ただいまより第304回春の舞踏会を開催します。」大臣がこう言うと舞踏会は幕を開いた。 しかし.......

ズガアアアアアアアアアアアアアアアン!!!!

ミストバーグ城の庭が爆発した!!

「「きゃあああ!!」」

「「なに!?なにがあったの!?」」とユリア。

そして.....

東の方から爆撃機がせめて来た!!
その爆撃機は城下町を空襲した!!

ヒュルヒュルヒュルヒュル、バアアアアアアアアアアアアン!!
焼夷弾だ!

ミストバーグの森からは巨大な芋虫のような物が4匹ミストバーグ城にすすんでいく.......

そして....

「みなさん!!落ち着いてください!!どこか爆発しましたが大丈夫です」と大臣は周りを落ち着かせた。
しかし大臣は窓の外を見て絶句した。「あ、ああああああ!!」

王はすかさず避難勧告を出した。
「皆の物とにかく逃げろ!!もしかすると、古のような戦争がまた起きたかもしれない!大臣、騎士達を呼べ!対抗するぞ!舞踏会は中止だ!」
「は、はい!」と大臣。
アリーは王女達を誘導した。
「姫樣方、私たちも逃げましょう!安全な所に!」
ロザリンドはいった。
「せっかく楽しいパーティーになりそうだったのに....ああっ!!!」

イザベラはこの状況を泣きながらカメラに残した。ピピッ、パシャッ!「ううっ」

そしてミストバーグ城に武装した兵隊500人と芋虫の怪物が押し寄せた!!

「城に何か攻めてきたぞ!!バリケードをはれ!!」と騎士。

騎士達はバリケードを張ったが、兵隊と芋虫はそれを突破した!!

騎士達はパニックになって逃げた。「ああ、ああああああ、ああああああああ!!!」

王は騎士達の弱さにあきれて怒った。「何て言う騎士だ!!けしからん!!」
大臣は王に逃げるようにと言った。「王様逃げましょう。このままじゃ殺されます!」