五文字の伝言
朝と夜に瞬く 0302
星屑達が導きし0502
天使の首の在処 0501
賢者が見つけし0301
伝言の真実 0102
「貴方に絶望してほしくなかったの。だから少し問題を出したの。例えば…」
「そう…簡単に彼には気付かれない様に、色んな仕掛けをしたの。例えば…」
「例えば…今までの【物語】が全て幻想だったとしたら?」
「「………ええ。」」
本当に私が望んでいたモノは何だったのでしょう?
このままでは、永久に彷徨うだけ。
この子は、何をしても動かない。
「ぐずつきもしない、いい子なんです。」
やめて。もうこの子は―――――
本当に私が望んでいたモノはどこにあるの?
このままでは、私の願いが叶わない。
そんなに甘えて、もうダメよ?
「さぁ、生まれておいでなさい…」
早く。その液体を―――――