機動戦士ガンダムRSD 第24話 届かぬ思い
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ミリアリア少尉は、地球軍電文の受信に気づいた。
「暗号電文です」
その報告でブリッジ一同の表情が固くなった。
「連合オーブ同盟艦隊からです。
ワレコロニー艦隊と交戦中。
救援求ムです」
ミリアリア軍曹が報告した。
「アークエンジェル発進」
ラミアス艦長が決断し命令した。
「発進準備を開始します」
ラミアス艦長の命令にノイマン大尉が復唱した。
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「そら」
アウル少尉は、カリドゥス複相ビーム砲と3連装ビーム砲の一斉射撃でガンダムサイガーMk-?を狙ったが外れた。
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サオトメもメガビームライフルで青色ガンダムを攻撃しようとしたが水中に潜らされてしまった。
最大出力であれば撃墜も可能であるが敵に疑惑を抱かせてしまうためビームの出力を下げ水中では、モビルスーツの破壊が不可能な出力で撃っていた。
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シン中尉もケルベロス高エネルギー長射程ビーム砲とデリュージー超高初速レール砲の一斉射撃で1機のガイヤス・ギヤを狙ったが外れた。
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サイジョウ元帥も緑色のガンダムと激しいビームライフルの撃ち合いをしていた。
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マン・マシーン隊を突破した4機のムラサメが敵旗艦にハヤテを一斉射撃したが敵旗艦は、対空機銃で全部破壊して一番最後のムラサメはハヤテを撃った直後に撃墜された。
そのハヤテも迎撃されてしまった。
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α艦隊は、敵の攻撃中の隙を見てマン・マシーン隊を発進させた。
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アークエンジェルは、海中からその姿を現した。
「キラ・ヤマト、フリーダム行きます」
アークエンジェルは、まだ戦闘海域に到達していないがモビルスーツ隊を発進させた。
作品名:機動戦士ガンダムRSD 第24話 届かぬ思い 作家名:久世秀一