機動戦士ガンダムRSD 第31話 悪夢
大西洋連邦の議員たちは、デュランダル大統領の行動に困惑していた。
「どういうことなんでしょう、あれは。
大統領は、何を?」
クリスタ議員がバーネル議員に質問した。
「いや、私もこのような放送のことは何も」
しかしバーネル議員も何が何だかわからなかった。
※
それは、オーブ連合首長国でも同じだった。
カガリ代表は、ウナト議員を呼んだ。
「これは、どういうことなのだ?」
詳細を求めるウズミ代表の質問にウナト議員は、答えられなかった。
※
放送が終わった直後にアークエンジェルに緊急メッセージが送られてきた。
「暗号電文です。
アークエンジェルは、ミネルバと共にすぐに出航しオーブへ行けと」
皆が驚いた。
※
デュランダル大統領は、議会に戻ると先の勝手な行為をまず謝罪した。
「だが私の思いは、あの放送で申し上げたとおりです」
※
「行きましょう、オーブへ」
キラ准将の言葉に皆がキラ准将を見た。
※
「われわれは、もう彼らの戦争システムから抜け出すべきなのです。
われわれの本当の敵は、コロニー軍でもニュータイプましてやナチュラルでもありません。
ロゴスこそ討たなければまた繰り返しです」
その言葉に一人の議員が思わず口を開いた。
「しかしそうは、言ってもたやすくは」
その言葉にほかの議員たちが口々に戸惑いを言った。
「もはや和平の道すらないわれわれには、これしか道がないではありませんか。
でなければこの戦争もいつになっても終わらない」
デュランダル大統領の意思は、固かった。
※
「今までとは、大きく違う何かが何かが動こうとしている。そんな気がします」
皆がキラ准将の言葉にうなずいた。
※
「大統領に賛同いたします」
1人の議員がデュランダル大統領に賛同した。
「おっしゃるとおり今度こそこの戦う歴史に終止符を打ちましょう」
その言葉に次々と議員たちが賛同の意を唱えた。
こうして全議員が賛同した。
「ありがとう」
その瞬間温かい拍手が議会を包み込んだ。
※
アークエンジェルとミネルバは、発進した。
しかしその後方からは、α艦隊が接近していた。
※
リーンホースJr.のレーダーは、アーガマもどきとボギー2を捕捉していた。
「レーダーに反応。
セクション3、ポイント1836にてアーガマもどき及びボギー2を発見」
α艦隊は、ベルリンでの救出作業を一段落終えると軍令部からアーガマもどき及びボギー2の追撃と撃沈命令を受けていた。
※
1機のAWACSディンがα艦隊を捕捉していた。
その情報は、ユーレンベックに伝えられていた。
ユーレンベックは、アークエンジェル及びミネルバ護衛の任務についていた。
※
ガンダムサイガーMk-2が2機のバクゥをメガビームライフルで立て続けに撃墜した。
リーンホースJr.は、飛来してきたミサイル群を対空機銃座で破壊した。
ガンダムサイガー改は、2機のハビををメガビームライフルで立て続けに撃墜した。
さらにモビルアーマー形態の1機のハビもメガビームライフルで撃墜した。
ミサイルの1発がミッテランの艦橋下に命中した。
ブリッジの人々を大きな振動が襲った。
更にリーンホースJr.にも再びミサイル群が襲った。
「クソ」
サイジョウ元帥は、V.S.B.Rで2機のバクゥを撃墜した。
※
マーカー艦長は、いらだっていた。
「まだカタパルトの修理は、終わらないのか?」
マーカー艦長がきつく質問した。
「はい」
α艦隊の全艦は、カタパルト故障のため搭載機の発進が不可能になってしまっていた。
原因は、ベルリンでの整備ミスだった。
しかしリーンホースJr.のみガンダムサイガー改とガンダムサイガーMk-2の発進の後に故障した。
「ジャンヌ・ダルク、ラー・グスタ、エイジャックス、エイブラム 、セント・アイヴス、ミッテラン。
そちらの状況は、どうだ?」
マーカー艦長は、僚艦に状況を聞いた。
「こちらジャンヌ・ダルク。
復旧の見通し立たず」
「こちらラー・グスタ。
同じく」
「こちらエイジャックス。
思った以上に深刻で復旧には、かなりの時間がかかります」
「こちらエイブラム。
迅速な修理ができません」
「こちらセント・アイヴス。
復旧作業が進んでいます。
しかしすぐには、終わらないもよう」
「こちらミッテラン。
スタッフ総動員で作業に当たらせていますが難しい状況です」
マーカー艦長の表情は、険しくなった。
「アーガマもどきとボギー2の撃沈命令を受けてもこれでは」
そのとき接近警報が鳴った。
「右舷後方より再びバクゥ8機、十時方向よりバビ9と後方よりミサイル接近してきます」
ヘルマン中尉が報告した。
「回避」
すかさずマーカー艦長が命令した。
※
「クソ」
サイジョウ元帥は、一斉発射でミサイル群を破壊した。
さらにカスタム・ビームザンバーの主刀で4機のバビを立て続けに撃墜した。
さらに接近してくるミサイルをメガビームライフルで撃墜した。
さらに艦隊の後方で目標を見失ったミサイルが地表に当たって爆発した。
※
ユーレンベックでは、戦況の報告がされていた。
「目標、依然としてアークエンジェルとミネルバを追跡中。
イーグル隊、全滅」
ウィラード艦長は、α艦隊の強さの前にも動じなかった。
「さすがコロニー軍の『漆黒の皇帝』と『純白の死神』が配備されている艦隊だ。
モビルスーツ隊に熱くなるなといってやれ。
これでは、アークエンジェルとミネルバの護衛などできんぞ」
AWACSディンからの情報では、次々とモビルスーツ隊がシグナルロストしていた。
「われわれだけで戦っているから追い込まれるのです。
至急アークエンジェルとミネルバにも応援を呼びましょう」
「どういうことなんでしょう、あれは。
大統領は、何を?」
クリスタ議員がバーネル議員に質問した。
「いや、私もこのような放送のことは何も」
しかしバーネル議員も何が何だかわからなかった。
※
それは、オーブ連合首長国でも同じだった。
カガリ代表は、ウナト議員を呼んだ。
「これは、どういうことなのだ?」
詳細を求めるウズミ代表の質問にウナト議員は、答えられなかった。
※
放送が終わった直後にアークエンジェルに緊急メッセージが送られてきた。
「暗号電文です。
アークエンジェルは、ミネルバと共にすぐに出航しオーブへ行けと」
皆が驚いた。
※
デュランダル大統領は、議会に戻ると先の勝手な行為をまず謝罪した。
「だが私の思いは、あの放送で申し上げたとおりです」
※
「行きましょう、オーブへ」
キラ准将の言葉に皆がキラ准将を見た。
※
「われわれは、もう彼らの戦争システムから抜け出すべきなのです。
われわれの本当の敵は、コロニー軍でもニュータイプましてやナチュラルでもありません。
ロゴスこそ討たなければまた繰り返しです」
その言葉に一人の議員が思わず口を開いた。
「しかしそうは、言ってもたやすくは」
その言葉にほかの議員たちが口々に戸惑いを言った。
「もはや和平の道すらないわれわれには、これしか道がないではありませんか。
でなければこの戦争もいつになっても終わらない」
デュランダル大統領の意思は、固かった。
※
「今までとは、大きく違う何かが何かが動こうとしている。そんな気がします」
皆がキラ准将の言葉にうなずいた。
※
「大統領に賛同いたします」
1人の議員がデュランダル大統領に賛同した。
「おっしゃるとおり今度こそこの戦う歴史に終止符を打ちましょう」
その言葉に次々と議員たちが賛同の意を唱えた。
こうして全議員が賛同した。
「ありがとう」
その瞬間温かい拍手が議会を包み込んだ。
※
アークエンジェルとミネルバは、発進した。
しかしその後方からは、α艦隊が接近していた。
※
リーンホースJr.のレーダーは、アーガマもどきとボギー2を捕捉していた。
「レーダーに反応。
セクション3、ポイント1836にてアーガマもどき及びボギー2を発見」
α艦隊は、ベルリンでの救出作業を一段落終えると軍令部からアーガマもどき及びボギー2の追撃と撃沈命令を受けていた。
※
1機のAWACSディンがα艦隊を捕捉していた。
その情報は、ユーレンベックに伝えられていた。
ユーレンベックは、アークエンジェル及びミネルバ護衛の任務についていた。
※
ガンダムサイガーMk-2が2機のバクゥをメガビームライフルで立て続けに撃墜した。
リーンホースJr.は、飛来してきたミサイル群を対空機銃座で破壊した。
ガンダムサイガー改は、2機のハビををメガビームライフルで立て続けに撃墜した。
さらにモビルアーマー形態の1機のハビもメガビームライフルで撃墜した。
ミサイルの1発がミッテランの艦橋下に命中した。
ブリッジの人々を大きな振動が襲った。
更にリーンホースJr.にも再びミサイル群が襲った。
「クソ」
サイジョウ元帥は、V.S.B.Rで2機のバクゥを撃墜した。
※
マーカー艦長は、いらだっていた。
「まだカタパルトの修理は、終わらないのか?」
マーカー艦長がきつく質問した。
「はい」
α艦隊の全艦は、カタパルト故障のため搭載機の発進が不可能になってしまっていた。
原因は、ベルリンでの整備ミスだった。
しかしリーンホースJr.のみガンダムサイガー改とガンダムサイガーMk-2の発進の後に故障した。
「ジャンヌ・ダルク、ラー・グスタ、エイジャックス、エイブラム 、セント・アイヴス、ミッテラン。
そちらの状況は、どうだ?」
マーカー艦長は、僚艦に状況を聞いた。
「こちらジャンヌ・ダルク。
復旧の見通し立たず」
「こちらラー・グスタ。
同じく」
「こちらエイジャックス。
思った以上に深刻で復旧には、かなりの時間がかかります」
「こちらエイブラム。
迅速な修理ができません」
「こちらセント・アイヴス。
復旧作業が進んでいます。
しかしすぐには、終わらないもよう」
「こちらミッテラン。
スタッフ総動員で作業に当たらせていますが難しい状況です」
マーカー艦長の表情は、険しくなった。
「アーガマもどきとボギー2の撃沈命令を受けてもこれでは」
そのとき接近警報が鳴った。
「右舷後方より再びバクゥ8機、十時方向よりバビ9と後方よりミサイル接近してきます」
ヘルマン中尉が報告した。
「回避」
すかさずマーカー艦長が命令した。
※
「クソ」
サイジョウ元帥は、一斉発射でミサイル群を破壊した。
さらにカスタム・ビームザンバーの主刀で4機のバビを立て続けに撃墜した。
さらに接近してくるミサイルをメガビームライフルで撃墜した。
さらに艦隊の後方で目標を見失ったミサイルが地表に当たって爆発した。
※
ユーレンベックでは、戦況の報告がされていた。
「目標、依然としてアークエンジェルとミネルバを追跡中。
イーグル隊、全滅」
ウィラード艦長は、α艦隊の強さの前にも動じなかった。
「さすがコロニー軍の『漆黒の皇帝』と『純白の死神』が配備されている艦隊だ。
モビルスーツ隊に熱くなるなといってやれ。
これでは、アークエンジェルとミネルバの護衛などできんぞ」
AWACSディンからの情報では、次々とモビルスーツ隊がシグナルロストしていた。
「われわれだけで戦っているから追い込まれるのです。
至急アークエンジェルとミネルバにも応援を呼びましょう」
作品名:機動戦士ガンダムRSD 第31話 悪夢 作家名:久世秀一