Never end.
そう言って、シャアはアムロの後頭部を掴み、濃厚なキスをする。
「んんん」
長いキスの後、ようやく唇を離され、顔を真っ赤にしてアムロが叫ぶ。
「バっ!こんな公衆の面前で…!」
「君に悪い虫は付けたくないからな」
「は?」
シャアはチラリとジュドーに視線を向けると、不敵な笑みを浮かべて去っていった。
残されたアムロは、気まずい雰囲気の中、ジュドーと合流する。
「アムロ大尉、あの人誰?」
「…大馬鹿野郎だよ」
「は?」
「帰るぞ、ジュドー」
背を向けるアムロの首筋に、紅い華が咲いている。
ジュドーは溜め息を吐きながらも、アムロの後を追いかけた。
to be continued...
作品名:Never end. 作家名:koyuho