第2章・2話『敵、因縁と』
虚喰はそのまままた地面の中に潜っていく……その場にしとねが後ろ髪を結んでいたリボンだけを残して。
雪「し、しと……ね?」
玲「そんな……」
遵「2人共ボサっとするな!」
遵に一喝され、2人は周りを見渡す。
虚喰が至る所から沸いて4人を取り囲もうとしていた。
澪薗「ちっ、数が多過ぎる!お前達……一先ず退くぞ」
その言葉を聞き、3人は歯を食いしばりながら踵を返し走り出す。
────第2章・2話『敵、因縁と』────
作品名:第2章・2話『敵、因縁と』 作家名:U46 410n