二次創作小説やBL小説が読める!投稿できる!二次小説投稿コミュニティ!

オリジナル小説 https://novelist.jp/ | 官能小説 https://r18.novelist.jp/
二次創作小説投稿サイト「2.novelist.jp」
ブルーファントム
ブルーファントム
novelistID. 66332
新規ユーザー登録
E-MAIL
PASSWORD
次回から自動でログイン

 

作品詳細に戻る

 

エースコンバット レイム・デュ・シュバリエール

INDEX|12ページ/12ページ|

前のページ
 



 ◇ ◆ ◇ ◆ ◇




「まったく、とんでもないやつでしょ?」
 彼女はリボン付きとの馴れ初めを明かし終え、得意げな表情を浮かべる。余程思い出深い出来事だったらしい。
「思い出深いなんてもんじゃないさ。後で知ったことだが、アレ、マジにド素人だったみたいだしね。シミュレーターも触ったことのないド素人。そんなやつが、いきなりあんな飛び方するんだよ? あははは、ありえないでしょ!」
 規格外な相棒との思い出に、彼女はまた笑う。
 本当にあの英雄を育て上げた人物なのだろうか。フランクだからこそ規格外に育てられるのだろうか。
「何、これくらい気楽でないと、アイツとはやっていけないよ。全くもってズレてるからね、型にはまってるやつじゃイライラするだけ……」
 ふと彼女は何かを思い出したかのような表情を浮かべる。
「……そうそう、それで思い出したよ。それからそう離れてない時期に、あの子とも出会ったんだっけねぇ」
 あの子とは?
「世間一般的にはこっちの方が有名なのかもしれないね。よく国連のCMにも顔を出していたし」
 ああ、あの方ですね。国連の『アイドル』の。
「あの子にもビビったね。ラヴィと同い年のはずなのに……でも真面目ちゃんで、アイツとは正反対。そう、アイツとはどこかウマが合わない性格だったんだよね。それで思い出したんだ」
 国連の『アイドル』。平和維持活動の『象徴』とも呼べるべき少女。彼女についてもインタビューは行っている。
 ……しかし、リボン付き側からの彼女の話を聞くのも面白いかもしれない。
 私はリボン職人こと、モニカ・ドウモト氏にその話を聞くことにした。
「えーっと、そう。あの日、国連との合同練習があって……」

 彼女の話はまだまだ続く……