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悩める金獅子

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没パート


闘技場からかけ声が聞こえる。
「行くぞ!」
「はい!」
黄金聖闘士・獅子座のアイオリアの号令に、勢いよく返事をする白銀聖闘士たち。
アイオリアは光速をマッハ5くらいにまで落とした拳を、白銀聖闘士に向けて放つ。
光速拳をいきなり撃ったのでは、いつものようにボコボコにして終わる。
修業の成果も何も、あったものではない。
それではいけないということで、カミュとムウがアイオリアにアドバイスを与えた。
「貴方が最初から全開で飛ばしては、相手はすぐにやられてしまいます。それでは組手になりませんよね?」
数日前の話。
よく冷えた麦茶をグラスに注ぎながら、居間のソファに腰掛けて貴鬼と一緒にテレビを見ているアイオリアに、ムウはそう告げた。
その日アイオリアが来訪したのはいつもの聖衣メンテナンスのためではなく、ムウに稽古方法の相談をするためであった。
ムウやアフロディーテのように特殊な技能を持たず、カミュや童虎のように弟子もおらず、アイオロスやサガのように教皇の執務の補助をするでもない黄金聖闘士は、ローテーションを組んで雑兵や青銅、白銀聖闘士の稽古を担当した。
アイオリアは稽古がメインの仕事といっても差し支えないのだが、全開でライトニングボルトを放つため、下からの評判はあまり良くなかった。
いきなり『ライトニングボルト』では、稽古にならない。
作品名:悩める金獅子 作家名:あまみ