二次創作小説やBL小説が読める！投稿できる！二次小説投稿コミュニティ！

彼らは、サイジョウ元帥の機体であり次期旗機のガンダムエンペラーの整備を行うためにさらに高い整備技術を持ったものたちでありψ-サイクルブースターの整備も的確に行っていた。一人の整備士がガンダムサイガーMk-3にあるインターフェイスが替わっているのに気づいた。
「大佐、これは一体なんですか？」
　コックピット近くの外でキーボードをたたいていた整備士がサオトメに話してきた。
「ああ、新しいインターフェースだ。
ALICEの改良型でな俺は、EXAMと呼んでいる」
　サオトメは、OSの説明を始めた。
「EXAM？」
　サオトメの答えに整備士が首をかしげた。
「『EXtraordinary Alice Module』の略だ。
こいつには、ガンダムサイガーMk-2のALICEが基本になっている。
このALICEは、前大戦から俺と一緒に戦ってきたパートナーだ。
ある任意の状況の場合俺が次にどのような機動を取るかを的確に判断してALICEが自動的に機体バランスのバイアスやベクトルの変更のを単一方向に偏らせられるようにしたんだ。
これによって俺は、いちいち機体バランスのバイアスやベクトルの変更を単一方向に偏らせるのを手動で行わなくてすむようになったんだ。
だから常時高機動モード」
　サオトメは、すごくうれしそうに話していたが整備士は耳を疑った。
高機動モードは、緊急的な意味で使われることが多くそんなに常時使うものでもない。
なぜならそんな繊細な操作を長期間続ければパイロットには、大きな負担がかかるからである。
それを常時操るのは、一種の化け物である。
「整備が終わりました」
　ψ-サイクルブースターを整備していた整備士が作業が終わったと報告してきた。
サオトメは、コックピットに座りなおした。
「すぐに出撃する。
全員退避しろ」
　サオトメは、ジェネレーターに灯を入れた。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　※

　マックス大佐は、1機のアストレイをビームライフルで撃墜した。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　※

　マユ大佐は、リズィーシーガンダムにテレスコピック延伸式ビーム砲を撃ったが回避された。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　※

　マックス大佐は、一機のアストレイをビームライフルで撃墜した。
そして1機のモビルアーマー形態のムラサメをビームサーベルで斬って撃墜した。
さらに1機のアストレイをビームライフルで撃墜した。
さらに1機のモビルスーツ形態のムラサメをビームライフルで撃墜した。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　※

　1機のシュラク装備のアストレイが1機のユーピテルツヴァイのビームライフルで撃墜された。
一隻のイージス艦が魚雷で撃沈した。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　※

　ミネルバにミサイルが1発命中した。
ブリッジの皆は、その衝撃に襲われた。
「取り舵20。
挟撃しろ」
　タリア艦長が指示を出した。
「パルジファル、撃て」
　アーサー副長は、CICに命令した。
しかしミサイルは、ダルマシアンには命中しなかった。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　※

　スクイードは、ミサイルを迎撃するとアークエンジェルにミサイルを撃った。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　※

　それは、アークエンジェルでも確認できた。
「11時からミサイル、8」
　ミリアリア少尉が報告した。
「回避」
　ラミアス艦長は、的確に命令した。
回避行動とイーゲルシュテルンでミサイルを迎撃したが2発が命中した。
ブリッジにいた皆は、その衝撃に襲われた。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　※

　マックス大佐は、1機のアストレイを背後からビームライフルで撃墜した。
さらにもう1機のアストレイをビームサーベルで左右真っ二つに斬った。
さらにもう1機のアストレイを上下真っ二つに斬った。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　※

　マユ大佐は、アロンダイトビームソードを二本もってリズィーシーガンダムに斬りかかった。
しかしビームサーベルで防がれあいていた右腕でコックピットを殴られた。
マユ大佐は、すさまじい衝撃に襲われた。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　※

　エターナルでは、収容したストライクフリーダムガンダムとインフィニットジャスティスガンダムの修理と補給が完了したと報告があった。
キラ准将とアスラン准将は、早速モビルスーツデッキに向かった。
　2人は、自分の機体に乗るとOSを起動させた。
「ストライクフリーダムとインフィニットジャスティスの発進シークエンスを開始します」
　2機は、カタパルトに載せられた。
「キラ・ヤマト、フリーダム行きます」
　ストライクフリーダムガンダムは、出撃した。
「アスラン・ザラ、ジャスティス出る」
　インフィニットジャスティスガンダムは、出撃した。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　※

　マーク中将も2機の存在を感じ取った。
「クソ。
あの2機は、もう修理を終えたのか？」
　マーク中将は、新型ガンダムのあまりの修理の早さに驚いた。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　※

　サオトメは、先の戦いで見た赤い羽根付きガンダムの戦い方を思い出した。
「あのモビルスーツもパイロットも強い。
もしかしたらキラ以上の力を持っているかもしれない」
　サオトメは、自分がキラから新手のパイロットに浮気心を持っている自分が少しおかしく笑った。
「シン・サオトメ、ガンダムサイガーMk-3出る」
　ガンダムサイガーMk-3は、再び出撃した。