宇宙に虹、大地に黄昏 プレアデス
結局、フォルティスにとってレジスタンスの行為は、コロニーに縛り付けられた人々がフラストレーションを解消するために攻撃性を持ったものだというのが本音である。だから正当性に乏しく、どのような結末を迎えようとも長続きしないことを知っていた。
そんな現実があるのだから、フォルティスは一時的に彼らの厄介になっているだけだった。しかしフォルティスは、今回の件でマカリアに長居をすることを余儀なくされたのである。
作品名:宇宙に虹、大地に黄昏 プレアデス 作家名:アスキー