SSKR
「あっ」
市中見回りの最中、隣を歩いていた総悟が突然声を上げた。
「どうした」
「土方さん見ましたかィ?今すれ違った…」
振り返った総悟に指差されたのは髪が短く、総悟と年のそう変わらなさそうな娘の後姿。一目見た限りで不審な点はない。俺は首を振って、どうかしたかと尋ねる。
「いえね、髪を耳にかけた指先が…」
思い出すように、恍惚の色を含んで口を開く総悟に、嫌な予感を覚えた。
何で聞いた俺。オイ総悟またか、またなのか。
「ものっそいささくれてたんでさァ」
「だあああああああああ!!お前はまたソレかァァァァ!!!」
もしも総悟がささくれフェチだったら (タイトル)
市中見回りの最中、隣を歩いていた総悟が突然声を上げた。
「どうした」
「土方さん見ましたかィ?今すれ違った…」
振り返った総悟に指差されたのは髪が短く、総悟と年のそう変わらなさそうな娘の後姿。一目見た限りで不審な点はない。俺は首を振って、どうかしたかと尋ねる。
「いえね、髪を耳にかけた指先が…」
思い出すように、恍惚の色を含んで口を開く総悟に、嫌な予感を覚えた。
何で聞いた俺。オイ総悟またか、またなのか。
「ものっそいささくれてたんでさァ」
「だあああああああああ!!お前はまたソレかァァァァ!!!」
もしも総悟がささくれフェチだったら (タイトル)