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Angel Beats! ~君と~ 夏休みのユイ編

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「え!?あったでしょう?え?無いの?あたしんとこだけ?流行ったら皆XYZ書いてたよ!駅長さん困ってたけどね」


日向

「お前んとこどんだけ田舎だったんだ。つーか困らせるな」


ユイ

「何ですか?駅に黒板って」


遊佐

「携帯が普及してない時代の連絡手段で、待ち合わせやどこそこで暇潰してる、等のメール代わりのものです」


ユイ

「ほえー」


日向

「お前田んぼいっぱいあるとこ居たんだな」


関根

「まあね」


ユイ

「へー。何か田舎憧れますねえ」


関根

「何もないってのも辛いもんだよ。けっこー小学校へ行くのに距離あったしね」


遊佐

(騒がしいのは体力があるからなんですね)


ユイ

「何で田舎になったんでしたっけ?」


日向

「XYZ話したからだな」


関根

「ABCから離れましたな。AからZってどういう意味だろ」


遊佐

「……、A~Z…頭文字とかでしょうかね」


関根

「おう、それだ!」


ユイ

「うーん…A…えー……愛してるの『あ』い?」


関根

「そうだったら『I』でいくね?」


ユイ

「あ、じゃあ『会う』!」


遊佐

「何かそれっぽいですね」


関根

「次はBか…濁音つくのそうそう無いぞう」


日向

「野球じゃね?俺らの出会い野球だったしよ」


関根

「なるほろ、ベースボールの『B』か!」


遊佐

(貴方達お二人さんの出会い方が特殊だと言うのは伏せましょうか)


関根

「子供は野球チーム作れる位が丁度良いって言われてるしね」


ユイ

「子育て大変そうだけど楽しそう!」


日向

「体力持たねえんじゃね、大丈夫かユイ」


ユイ

「だいじょーぶですよ、高松さんと椎名さんに鍛え方教えてもらうもん」


遊佐

「筋肉隆々のマッチョになりそうですね」


日向

「うへぇ…やだなあ……違う人にご教授してもらえ」


関根

「程々に付いとけば良いもんだから無理せんでよ?」


ユイ

「えー。ジャーマンスープレックスしたいです~!」


関根

「女子んなかで一番はー…」


日向

「椎名くらいじゃん…他おらんって」


関根

「だよねー。忍者の末裔に教えてもらっときな」


ユイ

「教えてもらいます」


遊佐

(もっと居ると思うのですがねー、お手本にすべき人が)


ユイ

「それより続き続き、やりましょう!」


関根

「何やってたっけ?」


日向

「次は『C』だろ」


関根

「お!そうだったおー!」


遊佐

「ではCuteの『C』ですね」


関根

「冴えてるぅ~!」


日向

「ってかAからZって進んだ具合を表してんのに、当て字っておかしくね?」


ユイ

「確かに」


関根

「えー!ここまで考えたのに!?あたし達の努力が~!」


遊佐

「まだ3つしか言えてないでしょうに」


関根

「なんかの頭文字ってつった張本人が何を言う!」


日向

「初めっからスマホで調べりゃ良かったんだよ…えーとABC 進み でいっか……」


遊佐

「私も見せてください」ヒョコ


日向

「えーっと……」


遊佐

「…」


日向

「…」


関根

「どうだった?」


遊佐

「…え、えぇ。意外に当たってましたね。Zが最終的に結婚でした。ね、日向さん」


日向

「おうとも!ABCすげえよ、予想当たってたぜ!びっくりだわ」


ユイ

「そうなんでしたか!」


関根

「ゆさゆさって知ってなくても意味当てた!あったまいー!」


遊佐

「それほどでもありません」


日向

(ナイスフォロー!頼りになるぜ!)


遊佐

(まだ知らなくて良いのです。いずれ貴方が教えて差し上げるのですから)


日向

(ばっ、ユイとそんなんなるのはえーよ!)


遊佐

(私は誰とどうなるって一言も申してないのですがねえ。飛躍し過ぎですよ)


日向

(お前……誘導尋問を…!)


遊佐

(それと安易に知りもしない用語を口にする、しおりんさんはいずれ痛い目を見なければなりませんね)


日向

(ユイに悪い影響与えなきゃ大丈夫だろ…)