バンドリ if物語 ハロハピ大学生 〜ひと夏の思い出〜
「……はい! 勿論参加します!」
「そうですか!」
黒服さんの嬉しそうな言葉で張り詰めた空気が溶ける様に感じた。
黒服さんも自体もこころの無茶振りは久しぶりなのだろう。歓喜の表情がルームミラー越しでも十分過ぎるほど伝わってくる。
正直言って今の生活は退屈だ。以前、こころに会う前ならその生活で十分だった。
はぁー、こころあんたのせいなんだからね。
微かな不安を抱きながらも、私は小学生の時の遠足前日かのごとく、期待に胸を膨らませていた。
作品名:バンドリ if物語 ハロハピ大学生 〜ひと夏の思い出〜 作家名:ゆー