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クロノトリガー後日談 ロボ生きてた展開

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クロノトリガー後日談 ロボ生きてた展開

作者:クロノファン2020

原作:クロノトリガー 
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ラヴォス討伐後、ロボはゲートから未来に戻った。平和になった未来でロボは生まれないかもしれない。ルッカは確認の為に平和になった未来へとシルバードを飛ばした。

DC2300年、未来は人間のいないロボだけの世界になっていた。
ルッカの友達ロボは健在。なぜか、ロボが、消えていなかった。

ロボがこの時代に戻った時には既に未来はロボだらけの世界で、人類が殆ど残っておらず、ガッシュの消息も不明だった。
未来のロボットは人間を見つけると殺す(排除する)ようにプログラムされていた。

この異常な未来についてクロノ達に報告したルッカ。

クロノ達は原因を探るべく、時の最果てのハッシュに事情を説明した。

ハッシュによると、ラヴォスが死んで世界からゲートが消滅する少し前、時の最果てにクロノ達メンバー以外の誰かがやってきた気配があったという。気配は一瞬だけで、その時は気のせいだと思っていたハッシュ。その何者かがゲートをくぐって未来を変えてしまったのかもしれないという。



一話

マール

「その何者かを知る方法はないの?」

 

ルッカ

「ラヴォスが死ぬ少し前、ゲートが生きていた頃の時の最果てに戻れば…」

 

 

クロノ達はラヴォスが死ぬ少し前の最果てに戻った。

 

 

ハッシュ「ほうほう。 さっき旅立ったばかりじゃが、もうラヴォスを倒したのかえ? それとも忘れ物でもしたのかのう?」

 

クロノ達は事情を説明した。

 

ハッシュ

『なぬ? この後、何者かか来る?』

 

 

ルッカ

『私達も隠れて監視するから貴方も隠れて。

 

 

離れたところで監視するクロノ達

 

マール「…」

 

ロボ「…」

 

 

 

ロボ「センサーに熱、反応があります。写真で出します。」

 

ルッカ「ハエより小さい。一体何?

 

ロボ「拡大表示します。」

 

ルッカ「これはもしかして小型のドローン?

 

ロボ「ナノサイズのロボットのようです。」

 

ロボ

「ゲートを抜けて現代に行った様子です。私達も行きましょう

 

 

クロノ達はロボットの行方を見失った。

 

マール「これはどういうこと? 未来のロボットが過去にやってきて人類を絶滅させるということ?」

 

ルッカ「私達は未来に行き、沢山の機械と闘った。その際、私達は目に見えない殆の小さいロボットにスパイされていた。そのロボットは私達がタイムトラベルしていることを知り、その技術を利用し世界を都合よく改変したとか…」

 

マール「あんな小さいのと、どうやって戦うの?」

 

ルッカ「ゲートの出口に先回りしてやっつける、とか思いつくけど、他にも沢山の尾行ロボットが私達を監視していて、私達が何かをしようとも歴史の先手を打たれるとしたら…どうにもならないわね。

 

マール

「でもどうして現代なの? もっと過去の歴史から関与して人間を抹殺することもできるよね?」

 

ルッカ

「判らないけど。ロボットの事はロボットに聞くのがいいかも」

 

ロボ

「未来では緯度経度201.242あたりの機械密度が高いでした。基地、中央センターみたいものがその座標にあって、現代にも当てはまるなら、その場所を叩いてみれば…」

 

 

クロノ達は現代の緯度経度201.242を破壊した。

その瞬間、クロノが消滅した。

 

ルッカ

「やられたわ。先手を打たれた…。過去の時代の私達を抹殺する気なんだわ」

 

 

ルッカは考えた。

過去のクロノ達にこの問題から手を引くように頼む事、スパイロボに敵意を見せない様にすれば仕返しに殺されることはないかもしれない。

 

 

 

 

マール

「それじゃあ未来は?」

 

ルッカ

「諦めましょう。

 それで助かるなら取り敢えず諦めましょう…」

 

ルッカ達は少し前の自分達の元へ向かった、

 

事情を説得するとマールもルッカも次々と消えた。今説得されたばかりのクロノ達はびっくり。

 

ルッカ「きっと私達が行動がするはずだった未来が変化したからね。」

 

マール「どういうこと?」

 

ルッカ「私達はこの後、目的の座標に行って敵の本拠地を破壊して、その報復にクロノの存在が消される。それを防ぐために過去の私達を説得しにいくはずだったけど、その事象自体が消えてしまった。」  

 

マール「消えて。しまう…なんだか寂しい」

 

 

ルッカ

「しょうがないわ。未来の人類が絶滅するとしても、現代の私達が死ぬ訳ではないのだから。

 

マール「試しにもう一回未来に行ってみない?

 

ルッカ「というと?」

 

 

マール「話し合い!」

 

 

ルッカ

「そんな単純な話あるわけ…

 いや、まてよ…、クロノの存在が消えても私達の存在までは消されてないってことは…(何かの意味があるのでは…)

 

マール「ね? 行ってみよう? もしかしたら、未来のロボの中には心変わりしたロボがいて、人類を絶滅させたことを後悔しているかもしれない。

話し合って駄目ならもっと未来に行ってみれば、気が変わっているかもしれない。」

 

クロノ達は荒廃した未来へと向かった。

 

 

 

 

ロボ「この世界のロボットは人間を見つけたら排除する様にプログラムされてます、十分注意してください…」

 

マール「そういえばロボが未来に戻った時、ゲートはどのあたりにあったの?」

 

ロホ

「何もないところでした。といってもラヴォスが崩壊させた様な荒廃した土地ではなく、自然の緑に囲まれた美しいところです。人間はいませんが動物達は元気に生きています。」

 

マール

「機械は人間意外は好きということ?」

 

ロボ

「かもしれません。わたしもロボットが動物達を攻撃するところは見ませんでしたから。」

 

 

クロノ達は未来DC2300の世界に到着した。

 

 

マール「すごーい。未来の世界って森ばっかり…。」

 

ルッカ

「中央大陸に大きな施設が多いけど、あちら方面は辞めましょう。最初にあそこに行ったとき対空砲火を受けたの」

 

シルバードは未来の上空を翔けた。

 

ルッカ

「危なくなったら直ぐに元の時代に戻るからね。皆も敵とか異変を感じたら直ぐに知らせてよ。」

 

マール

「あ!」

 

ルッカ

「敵!?

 

マール

「違う。なんか建物みたいなのみつけたよ?

 

ルッカ

「みんな! これから、あそこに向かうけど、着陸前に何かあったら直ぐに時を飛ぶから! 注意して周りを見てて! タイムマシン壊れたら大変な事になるんだから!」

 

 

クロノ達は孤島の施設へと降り立った。

 

 

ルッカ

「ふー神経使ったー! ラヴォスとの戦いより疲れたれたかも。」

 

 

施設にはセキュリティガードらしきあるものはあるが作動しなかった。