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クロノトリガー 気の強いルッカ 一話紛失中

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タイムゲートにジャキと3賢者が飲まれるとき、サラはもう一人のサラをボッシュが飲み込まれるゲートへ念力で飛ばした。

 

ラヴォスが破壊の光を飛ばすと、天井が破壊され、海水が雪崩込む。

 

サラは達はバリアを張り、海中を漂う。

サラはラヴォスに触れ、意識を繋ぎ、心を沈める様に暗示をかけた。

 

ラヴォスもまたジールを操る為、その意識をジールに繋いでいた。ジールの意識がラヴォスを通してサラに繋がる。

 

その瞬間、サラはジールが暴君であった原因を知った。

嘘で固められたジール、悪意の固まりのダルトン。

本当の敵はラヴォスではなく、ダルトンだった。

 

ジールはラヴォスが暴走した時の対策を計画していた。神殿と同化し、ラヴォスの攻撃を受け止めること。サラもそれを真似すれば被害を最小限に防げるかもしれない。

 

目覚めたばかりのラヴォスは暴力的で催眠の暗示に掛からない。

サラは神殿と同化する事に決めた。

 

その決断がジールの中に流れ込む。ラヴォスとサラ、ジールは心か繋がっていた。サラの決断を許したくないジールはラヴォスに抗い始めた。

ラヴォスはジールに意識を繋いでいる。ジールの悲しみ、絶望が流れ込み、ラヴォスを支配した。

 

ラヴォスはジールをコントロールしている様でいて、ジールの念に支配された。

ラヴォスはある意味、ジールの思いのまま動かされる。

 

神殿はジールの願望の元、ラヴォスの攻撃を防ぐ様に変形していく。

ラヴォスエネルギー使い果たす程に利用し、城の材質を硬質化していく。

ラヴォスエネルギーで作られた壁はラヴォスを封印するのに最良だった。

 

次にラヴォスの封印を誰にも解かれない様に、神殿を視認されないよう、透明処理を施した。

それだけでは不十分かもしれない。海底に安置するよりも、空の方が良いかもしれない。

 

ジールはラヴォスと共に永遠に空へ浮き続けた。

 

 

 

ジール神殿はラヴォスからエネルギーを取り込み神殿に還元する存在。

天空都市がラヴォスエネルギーを得る事はできず、天空都市落下は避けられなかった。

 

とはいえ、一度目のラヴォスの破壊よりも軽く済み、命が多く助かった。

 

 

サラには既にジール王国に興味は無かったし、中世でやる事が沢山あった。

そもそも古代に関わろうと思うと、体が光に包まれ消滅しそうになり無理であった。

 

サラは思い出していた。ヘケランリゾートの気楽なバイト日々を…

 

 

 

 

 

〜あとがきと付属の設定〜

 

ラヴォスを呼び覚まして不老不死魔術のエネルギーとする。この計画は国全体の思惑があっての事だった。王族の一人ダルトンとその派閥は内心で隙あらば王の座を奪わんとしていた。その勢力は大きく、いつでも王宮は血に染まる可能性があった。

そんな中、ラヴォスエネルギーを大量に使った不老不死計画が浮上し、ダルトンは目の色を変えた。国への謀反よりもラヴォスのチカラを利用することに意識が向いていたダルトン派達の気まぐれにより王宮は血に染まるを避けられた。

 

ジール亡き今、ダルトン王国が誕生する。

元々ダルトン派による圧政でジールは成り立っていた。今更ダルトンが政権を得ても、民にとっては何も変わらない

天空都市が無いだけで何も生活は不自由しない。

魔力を使えば雪の世界で生きる事は容易であるからだ。

 

ラヴォスは封印され、そのエネルギーはジールの管理下にある。この先、魔神機を建設してエネルギーを取られそうになっても、ジールが使い切る予定であり、この先は天空都市が建設される事はない。

 

 

だが、ダルトン王国が建設されたDT1000年に天空都市が作られた。

地殻に存在する別種のラヴォスからエネルギーを取り出す装置が開発された。これまでのラヴォスとは質が異なり、エネルギーを取り出す方法を探すのに人類は苦労した。

 

だが、その天空都市に住には厳しい条件があった。クロノ・トリガーの条件に適合する者しか住むことは許されない。

 

天空都市が存在しているのはクロノやサラが歴史に関わったからで、未来にてクロノやサラの行動に影響を与えてダルトン王国の存在が消える可能性のある者は、天空都市に入ろうとすると光輝き消滅する。

 

DT1000年の天空都市は神に選ばれた者しか出入りが許されない不思議な土地になった。

 

DT2000年、天空都市そのものが光り輝き消滅する事態に陥る。

 

天空都市が浮き続けることで未来世界に与える影響はクロノやサラにまで及ぶ。天空都市は視認されず、触れる事もままならない存在になるが、神の済む聖地として、古代人はこの故郷を捨てられなかった。

 

DC1000年ガルディア歴、クロノ達は全く気付かないが、はるか上空にて天空都市があり、ジール神殿が浮いている。

そこに住む人々はクロノとその周囲を監視するのを仕事としている。

 

人々が存在できるかどうかは、クロノの周辺が作る歴史に関わっているからだが、それはクロノの行動が脅威というからではない。

 

住人とっては大陸浮上1万年記録の更新を記念しての一万年祭の様なものである。クロノ達は監視されているというより、興味本位で観られている