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原作アレンジ、クロノトリガー

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だが絶望の闇に対して希望の光は勝ち目がなく、防戦一方になる。

光にはエイラを守りきれる力は無かった。
光にとってエイラを生かす方法は一つしかなかった。

ジナを消す事。
闇のパワーを持つクロノは強く、光はクロノを消す事はできない。
光は止む終えずジナを消滅させる事でクロノの存在を消滅させた。

さっきまでエイラを殺そうとしていたクロノが突如消失する。

そんな光景がエイラに観測できるなら、新たな世界線が生み出された事になるだろうが、この場合、エイラからクロノの記憶は消えるだけでは済まない。クロノの存在自体が無いものとして歴史が修正される。

ルッカはクロノとは出会わず、マールもクロノと出会わない。千年祭のタイムゲートに飲み込まれたマールも助からない。

全てが無かった事になり、クロノ達の冒険も無かった事になる。 

〜ルッカの話〜

ルッカはタイムゲートがテレポッドにより偶発的に生み出されたものではない事を証明する為、元々時空の歪がその場所にあったことを証明しようとして、タイムゲートを探すドローンを開発して、未来へと辿り着く。

そこでラヴォスの存在を知り、その情報を世界に発表する。世界は1999年までにラヴォスから身を守る為のシェルター及びラヴォス倒す為の兵器を開発すると共に、ラヴォスが倒せない事を想定し、2300年の世界を復興しそこに避難移住する計画を同時に進行した。

光はクロノが存在していた事を記憶していないが、あたかもクロノの無念を汲み取るかの様に力が使われた。

たとえばルッカがタイムマシン(精神ダイブシステム)を使ってリーネを救出、マールを救出しようと歴史改変を試みるも光は邪魔せずに黙認にした。

リーネが救出され、マールが助かった二年後、中世602年にて、魔族合同連合、北南西東の魔族が同時にガルディアに進行した。

未来のデータベースノアによると西側魔族は戦場の混乱に乗じて、兵士や王族に成りすまして王宮に侵入し、内側から攻める戦略である。 西側魔族は王族のそばで兵士に成りすまし、大臣や政務官を脅迫する。「いつでも王族をコロス用意ができているから今後は従え」と。

魔族連合はその作戦が成功するものと思い込みガルディアに進行してくるが、西側魔族は裏切り、北南東の魔族の能力と勢力配置をリークしてガルディアに勝ちをもたらす予定である。

ルッカ「つまり、私たちは西魔族が東南北魔族の情報をリークするまで待った後、行動すればいいの。私達は頃合いを見て、王族のそばにいる兵士に片っ端から喧嘩をふっかける。私達以外にも協力してくれる人が必要よ。

 

マール「協力って誰が?

 

ルッカ「誰でもいいの。酒場にいる人でもいいし、宿屋の人でもいい。

 

マール「私達の話、ちゃんと聞いてくれるかな。」

 
ルッカ「大丈夫よ。貴方はこの国ではリーネ王女そっくりなんだから。リーネのふりして頼めば皆、話を信用してくれるよ。

 
マール「本当に大丈夫かな…


ルッカ「カエルはマールの護衛ね。騎士がいてこそ、マールの信用性があがるから。」


マール「ルッカはどうするの?


ルッカ「私はロボの戦闘データを収集する為に前線で戦う!」


マール「駄目だよそんなの!


ルッカ「うそうそ、本当は王宮に入ってロボに出入りする人を監視して貰うわ。人間に擬態化できるといっても、そっくりな顔や背丈を完璧にコピーできないはず。だからロボには兵士達の顔や背丈を完璧に覚えて貰って、人間成りすましてる魔族かどうかを見極めて貰う。」

 
マール「なるほど。完璧だね。


ルッカ「後は私達が二年かけて習得した反作用ボムをお見舞いしてやるだけだわ。

マール「回復魔法なら任せて。」


ルッカ「そうね。いざって時は頼むわ!」

ボッシュ「こら! ワシを忘れるでない。回復担当はワシしかおらんじゃろが。

エイラ「エイラの鉄拳、みんなやっつける!」


こうしてルッカ主導による対西側魔族のガルディア防衛作戦がスタートした。









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