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彼方から 幕間4 ~ エンナマルナへ ~

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 父の膝に顔を埋めたまま、エイジュの気を追う。
 未だ、高い大きな岩の上にいるのが分かる。
 そっと、『守り石』を握る。
 守り石が、脳裏にエイジュの姿を像として、浮かび上がらせてくれる。
 満天の星空に浮かぶ、風に靡く長い黒髪。
 凛とした背中……

 何処か冷たく、それでいて鮮やかに脳裏に浮かぶエイジュの姿に、ジーナは意識を向けながら、静かに瞼を閉じていた。


          幕間5へ続く