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倫理的で道徳的とは限らない。

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アフリカニシキヘビは非常に短気で、「卵からかえるとすぐ攻撃を始めるほどです」と述べている。(参考記事:「男児を襲ったアフリカニシキヘビとは?」)ヒョウの子供が後ろに飛びのき、パンチが空を切る様子が映し出されている。その場にいた人々は息をのみ、まるでボクシングの試合を間近で見ているかのように、驚きの声を漏らす。 アフリカニシキヘビは毒を持たないが、ほかの動物に巻き付き、絞め殺す。小動物から大きなアンテロープ(レイヨウ)、ときには人間まで、あらゆる生き物を攻撃することで知られる。(参考記事:「ヘビ対ワニ、どのように飲み込むのか」)ヒョウの母親がやって来て、子供は安全な場所に逃げるが、戦いはまだ終わりではない。ヘビの様子を見たツアーガイドが、「尾の先が丸くカールしているということは、攻撃態勢にあるということです」と説明する。アフリカニシキヘビは長く湾曲した歯を持ち、獲物に深い傷を負わせることができる。動画でも、母ヒョウにかみ付くが、降参させることはできなかった。結局、激しい戦いの末、母ヒョウがヘビを仕留め、子供とともに食事を楽しんだ。(参考記事:「【動画】子を襲われた母ネズミがヘビを猛攻撃」) ヒョウは狩りの能力に長けており、ハイエナなどのライバルをかわすため、獲物を樹上に運んで食べることが多い。このように優れた能力を持ち、大型ネコ科動物の中では最も多様な環境に適応できるヒョウだが、多くの個体群が絶滅の危機にさらされていると考えられている。特にアフリカ以外の場所ではその懸念が大きくなっている。(参考記事:「ロシアのヒョウ復活へ、3頭を自然に放つ」)文=Alexandra E. Petri/訳=米井香織
夫のクリストファー・レイノルズ氏が動画撮影を始めてしばらくすると、ヘビはなんと自分と同じくらいの大きさのヘビをするすると吐き戻し始めた。さらに驚いたことに、ヘビに飲み込まれていたヘビはまだ生きていた。黒いヘビはおそらく人間がそばに来たことに怯え、食事をあきらめて退散したのではないかとレイノルズ氏はみる。あやうく餌になるところだったヘビにとっては、「宝くじに当たったくらい、最高にツイてる日」だったと氏は述べている。(参考記事:「ヘビの口から這い出るヘビ」)動画に映っているヘビの種類は特定されていないが、ヘビのこうした行動が撮影されたのはこれが初めてではない。2017年1月には、オーストラリアの住宅の中庭で、世界で最も恐ろしい毒ヘビの1種であるコブラモドキが、カーペットニシキヘビを丸のみにしているところを住人の女性が見つけている。インドでは、ニシキヘビが食べたばかりのウシ科動物アンテロープを吐き戻す様子が目撃されたこともある。(参考記事:「【動画】毒ヘビがニシキヘビを丸のみ(2つめの動画)」、「【動画】衝撃、ヘビの口から大きなウシ科動物」)自分がそばにいたせいでヘビが食事を吐き戻したのではないかというレイノルズ氏の意見は、あながち間違ってはいないだろう。米フロリダ自然史博物館のコレクションマネージャーで爬虫両生類学者のケネス・クリスコ氏は2016年、インドのアンテロープの動画に関するコメントで、ヘビは身を守るために獲物を吐き出すことがあると述べている。 ヘビは獲物を噛まずに飲み込むため、食事を消化するのに時間を要する。体が普段よりも大きく膨らんで重くなっている間は、素早く逃げることができない場合もある。(参考記事:「世界初の動画、巨大ヘビがハイエナをのみ込んだ!」)「ヘビを飼っている人ならご存知でしょうが、食事の後はヘビをそっとしておかなければなりません。さもなければ、吐いてしまうかもしれませんから」とクリスコ氏は述べている。 あの動画が撮影された場所は、ヒューストンから240キロほど離れたニュートンで、レイノルズ氏は母親の家を訪ねた帰り道にヘビを見つけ、妻の勧めで動画を撮ることにしたそうだ。(参考記事:「【動画】「ニセのクモ」で鳥をだまして食べるヘビ」)