ラブライブ!スクールアイドルオールスターズ!?
第1章
μ`sの会合
7月のとある日…
私、高坂穂乃果、大学3年生!
μ`sの解散からはもう4年がたって、みんなそれぞれの道を歩んでいるんだ。
だけど、月に1回、みんなが集まって近況報告とか世間話とかしてるんだよ。
あ、今「あの穂乃果が難しい言葉を使っている!」とか思ってたでしょ!!
馬鹿にしないでよ!
もう大学生なんだからそんなのあたりまえでしょ!
ゴホンゴホン、とにかく、今日は月1の会合の日だったんだけど…
にこ「聞いて驚きなさい!」
凛「なんにゃ?」
にこ「ふっふっふ、実は、私たちμ`sに依頼が来ているの」
海未「依頼って、私たちは解散していますよ?」
にこ「そう、そうなのよ。依頼は、『μ`sに復活してほしい』なのよ」
全員「ええええええええええええ!?(ヴェエエエエエエエエ!?)」
希「にこっち、ウチらは大学4年生なんよ。そんな暇あるん?」
絵里「そうよ。それに、“みんなで話し合って決めたあの時の決意を簡単に覆した
くない”って言ったのはにこじゃない。」
にこ「確かにそうは言ったけど…でも、みんなだってもう1度μ`sをやりたいん
じゃないの?」
花陽「私はやりたいです!」
真姫「花陽…」
花陽「スクールアイドルをやめてからというもの、心のどこかでもう一人の私が叫んでいたの。“まだやりたい!たった1年で終わりなんて嫌!”って」
絵里「でも、“私たちはスクールアイドルでいることにこだわりたい”って…」
にこ「絵里、一つ勘違いしているわ。別に、『スクールアイドルは高校生まで』って決まっているわけじゃない。大学生だって、立派なスクールアイドルなのよ。つまり、今年1年間だけなら復活してもあの時の誓いを破ることにならないってわけ。」
海未「穂乃果の意見はどうですか?」
ことり「穂乃果ちゃん」
穂乃果「私?うーん……」
結局、私は答えることができないまま解散した。
* * *
「はあ…」
「お姉ちゃん、どうしたの?」
「雪穂~助けてよ~」
「え、何?」
雪穂に事情を話すと、雪穂が言った。
「それはお姉ちゃんが考えるべきだよ。部外者の私が意見言ってもしょうがないでしょ」
「そうだけどさ~」
「はあ、これだからお姉ちゃんは……わかった。1個だけアドバイス」
「ほんと!?なになに!」
「♪だって可能性感じたんだ そうだ…ススメ!」
その歌…
「♪後悔したくない 目の前に僕らの道がある」
そうか、そうだったんだ!
「雪穂、ありがとう!おかげでわかったよ!」
「どういたしまして。ほんっとに世話が焼けるんだから」
「あー、それどういう意味なの!雪穂のくせに~」
「ちょ、お姉ちゃん!?」
でもありがとう。
よーし、μ`s、再結成するぞ!
??「これでよし」
作品名:ラブライブ!スクールアイドルオールスターズ!? 作家名:ふゆくれ@ノベリスト