最終兵器静雄
「お前だけは俺が守る」
そう言って君はボロボロの身体で俺を守ろうとしてくれた。
ありがとう、そして君はその機械仕掛けの翼を広げた。
最終兵器静雄
ビルが倒壊し、あちこちで火の手が上がる地獄のような景色の中で、君を見つけた。
ミサイルを搭載した敵機が首都上空を舞う、その後を鋭い軌跡を残して走る青白い光、一瞬にして空中で飛散した戦闘機。
「臨也、俺・・・こんな身体になっちまった」
機械の翼を広げ、両腕を武器に変えて戦う君は、泣きそうな表情(かお)をしていた。
そう言って君はボロボロの身体で俺を守ろうとしてくれた。
ありがとう、そして君はその機械仕掛けの翼を広げた。
最終兵器静雄
ビルが倒壊し、あちこちで火の手が上がる地獄のような景色の中で、君を見つけた。
ミサイルを搭載した敵機が首都上空を舞う、その後を鋭い軌跡を残して走る青白い光、一瞬にして空中で飛散した戦闘機。
「臨也、俺・・・こんな身体になっちまった」
機械の翼を広げ、両腕を武器に変えて戦う君は、泣きそうな表情(かお)をしていた。
作品名:最終兵器静雄 作家名:蒼氷(そうひ)@ついった