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開かれた新しいゲート

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「時間の歪み…そんなの聞いたことないぞ!」
ジンは若干大きな声で喋っていた。

「時の歪みが現れると、そこで時間が流れなくなるの…
それをそのままにしておくと、その世界の未来が消えて
その世界は滅びてしまう。」

「…未来が消えて…??
…世界が滅びてしまう…??」
アキラは言葉の意味をちゃんと受け止められていない様子だった。

「……私だって、時の歪みを実際に見るのは初めてなんです。…いいわ。時の歪みに触れてみれば、どういう事が起こるのかわかるはずだわ。」

そしてジン達は、手を伸ばして光と影が作る渦・時の歪みに触れてみる事にした。
レナが、
「ちょっとキレイって感じもするけど…」と言っているのが聞こえた。

渦の中から光と影が溢れ出し、そこに居た者の身体を包んでいく…

作品名:開かれた新しいゲート 作家名:きまま