二次創作小説やBL小説が読める!投稿できる!二次小説投稿コミュニティ!

オリジナル小説 https://novelist.jp/ | 官能小説 https://r18.novelist.jp/
二次創作小説投稿サイト「2.novelist.jp」

開かれた新しいゲート

INDEX|5ページ/10ページ|

次のページ前のページ
 


ジン達が目を開けると、一同は廊下に立っていた。廊下の中央近くだが、ジンのクラスメイトが話しかけてくる少し前の場所だ。
ジン達は、アミの方を見る。
「どうしたんだ、アミ?
何が起こったんだ?」

「時の歪みに触れたから、時間が戻されてしまったの。
このままだとあそこから先は進めなくなってしまっているわ。
…このままだと、この世界は滅びてしまう…。」

「だから、さっきのガーゴイルはこの世界が終わりだって言ってたのか…」
アキラが考え事をするような表情で話した。

「お願いです。…屋上にある部屋まで来て下さい。
…まだ、ヴァルハラへのゲートが開いているはずなの。

時間に閉じ込められたこの世界を救うためにも、あなた達の力が必要なんです!!」

アミはその後、すみません、先に行きますねと言って屋上に向かって走って行ってしまった。
「待って!アミ!!
アキラ、ジン 行こうよ!!
私達、不思議クラブの出番よ!!
マサキ君、付きあわせちゃってごめんね!
鍵だけ職員室に届けておいてほしいんだけど…いいかな?」

マサキは、
「俺は、いいですけど…」
と言ったところで
「ありがとう!」
とレナが言って駆け出して行ってしまった。
(せっかちな人だなぁ…)
と、マサキは思っていた。

ジンは、アキラとマサキを見ながら話す。
「アキラ、行こう!
よくわかんないけどレナを放っとけないよ。
マサキ、ありがとな!
俺達行ってくるぜ!!」
と、わくわくした様子でレナの後を追うように走って行ってしまった。

アキラは、すぐには動き出さない様子だった。マサキが職員室に向かう前に、アキラの方に近づくと、こちらに気がついたようだった。
「マサキって言うんだよな。…正直、急に色んな事が起こってまだちゃんと受け止めきれていないんだ。
俺はパートナーのゲイルから話を聞いたり、少し準備してからすぐ行くよ。
ありがとな。」
「俺も、何かできることがあったら協力するんで!」
アキラは頷いた。

作品名:開かれた新しいゲート 作家名:きまま