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zoku勇者 ドラクエⅢ編 完全版 ムオル~番外編

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「……ジャミルはほっとくと何するか判らないから……、これからは
私が面倒みなくっちゃ」
 
「なんだとー!?それはこっちのセリフだ!お前こそ暴れて
船壊すんじゃねーぞ!」
 
「なによ!私はゴジラじゃないって昨夜から言ってるでしょ!酷ーい!」
 
「全く……、肝心な処はちっとも成長しないんだからさあ……」
 
 
「……何か言ったか!?ダウド!」
 
「何か言った!?ダウドっ!」
 
 
「い、いいえ……、何でもありません……」
 
 
その頃。アルベルトは騒動の隙に甲板に出て一人で海を眺めていた。
 
「まだ諦めてないから……、僕にだって逆転のチャンスは有る筈だ……」
 
そんなアルベルトの独り言を知らずにジャミルとアイシャは喧嘩しつづける。
 
 
「ジャミル……、負けないからね……」
 
 
「……ジャミルのおおお……」
 
「おーっと!でるか!?必殺アッパースマッシュ!」
 
「……ばかああーーっ!」
 
「……ぐふえええーーっ!!」
 
 
「おーっと……!これは凄いです!アイシャさん、いつになく
力が入っております、ジャミルさん吹っ飛ばされたーーっ!」
 
「……実況中継すんなーっ!この、バカダウドーっ!!」
 
 
「ジャミル……、負けないよ……、うふ、うふふ……」
 
 
「ジャミルのバカーーっ!!」
 
「なんと!今度はジャイアントスイングです!ジャミルさん耐えきれるかーっ!?」
 
何はともあれとりあえずいつも通りの平和な4人ではあった。アイシャと
ジャミルも今はまだこれ以上の大きな進展はなさそうだった。