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zoku勇者 ドラクエⅢ編 その後編 愛と恋とは違うのりゅ

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「私達夫婦も、ステージで踊るレナさんを観れる日を楽しみに
しているからね、けれどくれぐれも無理はしないようにね?」
 
「……どうか身体には気をつけて……、立派な踊り子になった
レナさんに又……、会える日を楽しみに待ってますよ……」
 
奥さんはそう言うと再びレナを抱きしめた。
 
「……ドムドーラのお父さんとお母さん……、ありがとう……」
 
「レナお姉ちゃん、ミミ……、ずっと、ずーっと応援してるよ!」
 
「ミミちゃんも……、本当にありがとうね、元気でね……」
 
レナがそう言うと又寂しくなったのかミミがレナに飛びついた。
 
「さて、俺達も船に戻るよ、レナさんも元気でな……」
 
「ジャミルさん達もね……、又、会いましょう……」
 
「きゅぴ……、ばいばい」
 
チビも最後にアイシャのバッグからこそっと、
皆に頭を撫でて貰う。
 
「チビちゃんもジャミルお兄ちゃん達もバイバーイ!又あそんでねー!」
 
「おう、ミミ、お前も元気でな!」
 
「さようなら、皆さん、お元気でー!」
 
「またいつでも泊まりに来てくださいね!」
 
4人はミミと宿屋の夫婦にお礼を言うと、ドムドーラを
後にしたのだった。
 
 
「しかし……、色々旅してると……、こういう出会いや別れも
当たり前になってくるな……」
 
「旅の醍醐味でもあるしね……」
 
「本当ね……、次はどんな人達と出会えるのかしらね?」
 
「楽しみだよお!」
 
「きゅっぴ!」
 
 
一方の小悪魔は元の姿に戻って……。
 
「はあ、結局今回も何もしなかったりゅ……、リトルは
バカりゅ、何やってんのりゅ……」
 
しかし……、小悪魔は今までに感じた事のない変な
不思議な感情を持ち始めていた。
 
「けど……、一体なんなのりゅ?あのやかましい女は……、
めざわりりゅ……、さっきからあの女の顔が頭からチラついて
離れないのりゅ……、すげーうぜーりゅ……」
 
そう言って……、アイシャから貰った薬草をちらちら見る。
 
「……フン、リトルの目的はあのチビドラゴンだけなのりゅ……、
あいつら今度こそ容赦はしないのりゅ……」