zokuダチ。セッション3 どんどん増えてく住人さん編
喫茶店男子会
前回の女子会に続き、今回はちょっと汗臭い?男子会である……。
今回喫茶店に集まったのは、ジャミル、ホーク、グレイ、ユリアン……、
ジタン……、と、ピエロ……。女子会と違い、……どうにもいい加減な
メンツであった。
「で、……オメー、最近どうなんだよ?」
「何が?」
うざったらしそうな目で、ジャミルがホークを見た。
「決まってんだろ、アイシャだよ!アイちゃん!」
「別に?……いつも通りだけど?」
「んなこたあねえだろう、誤魔化すんじゃねえよ、おーい、
何処までいってんだよ、ああん?……お兄さんに教えなさいっ!!」
「あてて、何がお兄さんだっ、狸親父!……別に俺ら、何も
進展ねーっつーの、マジで!」
「ほお~っ、……んほお~っ……?」
ジャミルは何とか、絡んでくるホークを追っ払おうと躍起になる。
「すいませーん、おねえさーん、……ハンバーガー注文とりますか?」
一体何故、参加しているのか、意味不明だが……、ピエロがウエイトレスに
ハンバーガーを注文する。
「申し訳ございません、ハンバーグ、ライス+サラダ付きセットなら
有りますが……」
「残念!らんらんるー!」
「俺も何か注文すっかな!野獣ランチ、味噌汁付で!」
ジャミルはウエイトレスにオーダーを注文する。
「でも、……グレイ、お前こういうのに参加するとか珍しいな、
絶対拒否すると思ったんだがよ……」
「……フッ、ほんの気紛れだ、別に意味はない……」
「あっそ、で、……新参の兄ちゃん達はどうなんだい?お前ら、
これの方はよ……」
ホークは今度、ジタンとユリアンをターゲットにし始めた。
「オレはダガー、一筋だよっ!」
「嘘つくなよ……、見境なしであちこち手を出しまくってるじゃんかよ……」
呆れた顔でジャミルがジタンを見る……。
「可愛いレディがいたら声を掛けるのが当たり前だろっ?
オレはフェミニスト、それがオレのポリシーなんだからさっ!!」
「あはは、早い話が、スケベって事だよな!あはは!」
「……」
ユリアンがジタンの方を向いてゲラゲラ笑った……。
「何だよ、そう言うアンタこそ……、小さい時にエレンに散々
アプローチしまくったのに今は違う彼女がいるんだって……?
トーマスから聞いたよ……」
「彼女とは……、護衛で縁があったんだよ、身分の高い
家柄でさ……、俺みたいな程度の低いのがそんな、正式に
お付き合いを認められるワケないだろ、あくまで従士関係だよ、
本当に……」
「……本当にかよー?」
「本当だよ!」
「ハア、それにしても、……すげえよな、あの野球馬鹿達……、この頃、
毎朝毎朝、4人で強化トレーニングに出掛けてるみたいだけどな、俺には
とてもじゃないけど真似出来ねえ、あの汗くせえ根性……」
ストローでレモネードを啜りながらジャミルが、感心するやら、呆れるやら。
「お前も一緒に参加させて貰えよ、そりゃ、今はいいさ、今は……、
けど、齢くったらボッテボテの腹ボテになるかんな!今の内に鍛えとけよ!」
……ホークにそう言われ、ジャミルは、横隣りの本人、見本品を
見つめるのであった……。
「何だっ!?」
「♪さーて、ドナルドはウンコしてきまーす!もーりもりっ!!」
ピエロはノリノリの髭ダンススキップで席を外した。
「……」
ピエロはトイレに行ったが、男連中は何事も無かったかの様に話を続ける。
「でさ、……今、マンションにいる、女性陣の中でよ、……一番巨乳なのは
お前ら、誰だと思うよ、……やっぱ、バーバラだよな……」
「またすぐそう云う方向に持ってく……、あんだよ、あんた、てめえの
一押し指してるだけだろ、糞親父!」
「エ、エレンだって……、負けてないぞ!誰がどう見たって、スタイル
抜群だしさ、ナンバーワンじゃないかな!?」
「ダガーは胸もでかいけど、おしりもでかいんだぞっ、正に、ダブルだよっ!!
凄いだろっ!?」
「フン、……いつまでも下らない事をベラベラと……、本当にお前達は
低能だな……」
……と、グレイは口ではそう言うが、腹ではクローディアの脳内
スリーサイズについて……。
「……貴様……、始末されたいか……?この場で……」
「わあっ!急にアイスソード持ち出すなっ!!どっから出したんだよっ!!」
「……お客様、……店内での乱闘騒ぎはお断わりしております、
御了承願います……」
メイドさんが平然と、ジャミルとグレイに注意する。
「ハア、……もっと、真面な話に話題を変えようや……」
「お前が真面とか言うとな、違和感ありまくりだぞ、ジャミル……」
「うるせー、糞親父!!元はあんたの所為だろが!!」
「じゃあさ、じゃあさ、話を変えるけど……、今後、この島の
発展の為にも……、もっと色んな施設を建設するべきだと思うんだよな……、
とりあえず、俺達でリクエストと要望を書き出してみよう……」
と、ユリアンはテーブルの上に置いてあった、店内用アンケート用紙に
ボールペンでごちゃごちゃと何か書き始めた。
「……出来た、ほい、これに俺達のリクエスト要望を書き込んで、
案が纏まったらジャミルに黒子さんの処まで持って行って貰おう」
「また俺か……、……どうでもいいけど、お前、字が平仮名と
謝字だらけだなあ……」
※これわ、めなさんのための、よれよいしせつけんせつのたけのいけんです、
くろ子さま、ごけんとお、おねがいしまふ。
「忙しいからいいんだよ、まずは、言い出しっぺの俺から……」
「あ、待て!先に俺の案を書いといてくれ、居酒屋、出会い系合コン所……」
「うわ、いい歳こいて……、合コン所だと!……バーバラにチクって
やるかなあー?」
「合コン所、いいじゃんー!オレ、おっさんの案、賛成ーっ!」
「……ジタン……、お前……、マジでこういうとこ、鬼畜だなあ……」
「ドナルドはねー、もす!バーガーがいいなあ!」
ウンコからいつ戻って来たのか、ちゃっかりピエロも話に混じっている……。
「うるせー、テメーの案なんか廃案だっ、……てか、
ライバル他店の建設しろとか、……馬鹿か、オメーは!!」
「るーっ!!」
ムキになるホークにも動じず、ピエロがらんらんるーする……。
「でも、これは皆の意見だから……、候補に入れてあげないと、可哀想だろ?
……書いておくよ、……えーと、もすバーガーね……」
「洗濯機ー、プライドチキンも入れてね!」
「……ライバル店どんどん増やしてんじゃねーかよっ!!」
「あのさ、まだ提案が通るか決まった訳じゃねーし……、あまりその変なのを
まともに相手にしても疲れるだけだぜ、おっさん……」
「ははっ!邪ミル、うるさいなあー!ドナルドランドへ連れて行くよー!」
「……うわ!今日の奴は何か本気だっ……!……得体の知れない
殺気を感じる……」
一瞬、ジャミルの方を振り向いたピエロの顔が狂気に満ちた表情を
していた……、様な気がした……。
前回の女子会に続き、今回はちょっと汗臭い?男子会である……。
今回喫茶店に集まったのは、ジャミル、ホーク、グレイ、ユリアン……、
ジタン……、と、ピエロ……。女子会と違い、……どうにもいい加減な
メンツであった。
「で、……オメー、最近どうなんだよ?」
「何が?」
うざったらしそうな目で、ジャミルがホークを見た。
「決まってんだろ、アイシャだよ!アイちゃん!」
「別に?……いつも通りだけど?」
「んなこたあねえだろう、誤魔化すんじゃねえよ、おーい、
何処までいってんだよ、ああん?……お兄さんに教えなさいっ!!」
「あてて、何がお兄さんだっ、狸親父!……別に俺ら、何も
進展ねーっつーの、マジで!」
「ほお~っ、……んほお~っ……?」
ジャミルは何とか、絡んでくるホークを追っ払おうと躍起になる。
「すいませーん、おねえさーん、……ハンバーガー注文とりますか?」
一体何故、参加しているのか、意味不明だが……、ピエロがウエイトレスに
ハンバーガーを注文する。
「申し訳ございません、ハンバーグ、ライス+サラダ付きセットなら
有りますが……」
「残念!らんらんるー!」
「俺も何か注文すっかな!野獣ランチ、味噌汁付で!」
ジャミルはウエイトレスにオーダーを注文する。
「でも、……グレイ、お前こういうのに参加するとか珍しいな、
絶対拒否すると思ったんだがよ……」
「……フッ、ほんの気紛れだ、別に意味はない……」
「あっそ、で、……新参の兄ちゃん達はどうなんだい?お前ら、
これの方はよ……」
ホークは今度、ジタンとユリアンをターゲットにし始めた。
「オレはダガー、一筋だよっ!」
「嘘つくなよ……、見境なしであちこち手を出しまくってるじゃんかよ……」
呆れた顔でジャミルがジタンを見る……。
「可愛いレディがいたら声を掛けるのが当たり前だろっ?
オレはフェミニスト、それがオレのポリシーなんだからさっ!!」
「あはは、早い話が、スケベって事だよな!あはは!」
「……」
ユリアンがジタンの方を向いてゲラゲラ笑った……。
「何だよ、そう言うアンタこそ……、小さい時にエレンに散々
アプローチしまくったのに今は違う彼女がいるんだって……?
トーマスから聞いたよ……」
「彼女とは……、護衛で縁があったんだよ、身分の高い
家柄でさ……、俺みたいな程度の低いのがそんな、正式に
お付き合いを認められるワケないだろ、あくまで従士関係だよ、
本当に……」
「……本当にかよー?」
「本当だよ!」
「ハア、それにしても、……すげえよな、あの野球馬鹿達……、この頃、
毎朝毎朝、4人で強化トレーニングに出掛けてるみたいだけどな、俺には
とてもじゃないけど真似出来ねえ、あの汗くせえ根性……」
ストローでレモネードを啜りながらジャミルが、感心するやら、呆れるやら。
「お前も一緒に参加させて貰えよ、そりゃ、今はいいさ、今は……、
けど、齢くったらボッテボテの腹ボテになるかんな!今の内に鍛えとけよ!」
……ホークにそう言われ、ジャミルは、横隣りの本人、見本品を
見つめるのであった……。
「何だっ!?」
「♪さーて、ドナルドはウンコしてきまーす!もーりもりっ!!」
ピエロはノリノリの髭ダンススキップで席を外した。
「……」
ピエロはトイレに行ったが、男連中は何事も無かったかの様に話を続ける。
「でさ、……今、マンションにいる、女性陣の中でよ、……一番巨乳なのは
お前ら、誰だと思うよ、……やっぱ、バーバラだよな……」
「またすぐそう云う方向に持ってく……、あんだよ、あんた、てめえの
一押し指してるだけだろ、糞親父!」
「エ、エレンだって……、負けてないぞ!誰がどう見たって、スタイル
抜群だしさ、ナンバーワンじゃないかな!?」
「ダガーは胸もでかいけど、おしりもでかいんだぞっ、正に、ダブルだよっ!!
凄いだろっ!?」
「フン、……いつまでも下らない事をベラベラと……、本当にお前達は
低能だな……」
……と、グレイは口ではそう言うが、腹ではクローディアの脳内
スリーサイズについて……。
「……貴様……、始末されたいか……?この場で……」
「わあっ!急にアイスソード持ち出すなっ!!どっから出したんだよっ!!」
「……お客様、……店内での乱闘騒ぎはお断わりしております、
御了承願います……」
メイドさんが平然と、ジャミルとグレイに注意する。
「ハア、……もっと、真面な話に話題を変えようや……」
「お前が真面とか言うとな、違和感ありまくりだぞ、ジャミル……」
「うるせー、糞親父!!元はあんたの所為だろが!!」
「じゃあさ、じゃあさ、話を変えるけど……、今後、この島の
発展の為にも……、もっと色んな施設を建設するべきだと思うんだよな……、
とりあえず、俺達でリクエストと要望を書き出してみよう……」
と、ユリアンはテーブルの上に置いてあった、店内用アンケート用紙に
ボールペンでごちゃごちゃと何か書き始めた。
「……出来た、ほい、これに俺達のリクエスト要望を書き込んで、
案が纏まったらジャミルに黒子さんの処まで持って行って貰おう」
「また俺か……、……どうでもいいけど、お前、字が平仮名と
謝字だらけだなあ……」
※これわ、めなさんのための、よれよいしせつけんせつのたけのいけんです、
くろ子さま、ごけんとお、おねがいしまふ。
「忙しいからいいんだよ、まずは、言い出しっぺの俺から……」
「あ、待て!先に俺の案を書いといてくれ、居酒屋、出会い系合コン所……」
「うわ、いい歳こいて……、合コン所だと!……バーバラにチクって
やるかなあー?」
「合コン所、いいじゃんー!オレ、おっさんの案、賛成ーっ!」
「……ジタン……、お前……、マジでこういうとこ、鬼畜だなあ……」
「ドナルドはねー、もす!バーガーがいいなあ!」
ウンコからいつ戻って来たのか、ちゃっかりピエロも話に混じっている……。
「うるせー、テメーの案なんか廃案だっ、……てか、
ライバル他店の建設しろとか、……馬鹿か、オメーは!!」
「るーっ!!」
ムキになるホークにも動じず、ピエロがらんらんるーする……。
「でも、これは皆の意見だから……、候補に入れてあげないと、可哀想だろ?
……書いておくよ、……えーと、もすバーガーね……」
「洗濯機ー、プライドチキンも入れてね!」
「……ライバル店どんどん増やしてんじゃねーかよっ!!」
「あのさ、まだ提案が通るか決まった訳じゃねーし……、あまりその変なのを
まともに相手にしても疲れるだけだぜ、おっさん……」
「ははっ!邪ミル、うるさいなあー!ドナルドランドへ連れて行くよー!」
「……うわ!今日の奴は何か本気だっ……!……得体の知れない
殺気を感じる……」
一瞬、ジャミルの方を振り向いたピエロの顔が狂気に満ちた表情を
していた……、様な気がした……。
作品名:zokuダチ。セッション3 どんどん増えてく住人さん編 作家名:流れ者