zokuダチ。セッション11 集え英雄(ヒーロー)編・3
ファイナルバトル・1
「ラグナのおっさん、又後ろで転がってるわ、面倒見きれねえな、もう……、
へへへ、こんちゃーす!バーバラさん、ホークの親父さんも!お久しぶり!」
「あはは、どうもでーすっ!」
ホークとバーバラの間に、子供達を抱えた野原夫妻、ひろしとみさえが
間に割って入った。
「ああ、あんた達も……、恰好がこりゃまた、随分と派手な格好だね……」
「へえ、あんたらのバトルスタイルか、珍しいな、中々
決まってるじゃねえか……」
「はあ、やーっと此処まで来れたよ……、全くもう……」
続いて、アルベルトとシフもホークとバーバラの前に姿を現す。
「……疲れた……」
「……おお、シフとアルベルトもか!」
「あはは!あんた達も久しぶりじゃないのさっ!」
「……聞いとくれよ、もうー、坊やがとろくてさ、……なーかなか、
もう……、etoeto!」
よっぽどトロいアルベルトに苛々していたのか、シフがバーバラに
愚痴り始めた。
「そんなに文句言う事ないじゃないか……、もう~……」
「ま、これを機に本気で身体も鍛える事もするんだな……、
お坊ちゃま……」
「……うう……」
スネークも再び葉巻を取り出し、静かに一服。しかしアルベルトは
どうしても脳筋筋肉バカにはなりたくなかった。シフを守れるぐらい
強い男になりたいと言う密かな気持ちも心に秘めてはいるものの。
「しかし、これじゃあまた、同窓会みてえだな、なあ、アルベルト……」
「……そうだね、けど、これって一体何の集まりなんだろう……、
ね、ホーク……」
もはや、何で皆が此処に集結しているのか、分らなくなって
来ている様である……。
「あ、そう言えば……、その格好、あなた達もまさか……」
「わん?」
フレンディとワンダフルがミラクル達に近寄って行くと、彼女達も
直ぐに反応する。
「私達もだよーっ!魔法つかいプリキュア!うーん!ワクワクもんだあーっ!」
まだ、顔を合わせていないプリキュアチーム同士、駆け寄って互いに
自己紹介を始める。この子達は同じプリキュア同士なので、いずれは
個々の正体が分る事になるのであるが。
「はあ、それにしてもすげえ事になってきた事、……いつの間にか
知らねえ奴も混ざってるし、俺にはもう何が何だか……」
ジャミルは狭いマンションの廊下で語り合い、交流し合う、
ギュウギュウ詰めのマンションの住人達を眺めていた。本当に
バトルでも、もうなんでもなくなって来つつあった。
「……ちく……、ちく、ちくちくちく……、チクチクチクチク
チクチク……、ちくしょおおおおおーーーーー!!うおお、お前ら
ああああーーっっ!!ふざけやがってええええーーっ!!今度こそ、
目に物みせてくれるどわああーーーっ!!」
……口ではそう言ってみるものの、これ以上何か飛んで来ないか、
邪魔されないか……、ケフカは何となく彼方此方気にしている様でも
あった……。
「あのさ、此処じゃ狭くって、場所、替えてくんね?外、出ようや……」
暇をこいていたジャミルが提案してみる……。
「……糞猿、言われなくてもそうしたるわっ……!!」
ケフカが指を鳴らすと……。
「あっ、場所がっ!マンションじゃなくなっちゃったわ!ダウド、
いつまで倒れてるのよっ!しっかりしなさいよっ!もう~……」
「……オイラ、もう疲れちゃったんだよおお~、ほっといてええ~……、
何ももう、したくない……」
アイシャがダウドを起そうとするが、ダウドは相当嫌々モードに入って
しまった様である。いじけてしまったダウドを慰める様に、ブラウと
シルベンがダウドの顔をペロペロ舐めた。
「……モフルンもいるモフ、ダウド、おつかれさま、モフ……」
モフルンがちょこんとダウドの膝の上に乗る。チビも異様に懐いているが、
……どういう訳か、ダウドは獣に懐かれる体質の様である……。
「そう、此処はお前らの死に場所にふさわしい最後の場所……、
がれきの塔……、ククク、この場所なら……、お前らをじりじりと、
甚振り、死に追い詰められ……」
「かあちゃーん、オラ、もう……、う、うんこもれそうだゾ……、
ううう~」
「我慢しなさいっ!……お便所が消えちゃったんだから仕方ないでしょっ!
洩らしたら後でおぱんつ変えてあげるから……!」
「……あ~、う~!」
「はいはい、ひまも、お腹すいちゃったのね、もう少しだからね、
我慢しようね……、よしよし……、お兄ちゃんやお姉ちゃん達が
悪いおじさんをやっつけてくれるからね~……、勿論、パパとママも
最後まで頑張るわよ、折角正義の味方の力を貰ったんだから!」
「アンっ!」
「はあ~、けど、明日っから、俺、ちゃんと仕事いけっかなあ~……、
何とか頑張んねえとなあ~……」
……緊張感と雰囲気をぶち壊す、困った親子である……。
「僕ら、部屋が突然消えてしまって、この場所に……」
「ワイら、何処で暮らせばええねん……」
「はあ~……、頭いた……」
「冗談じゃねえぞっ!いい迷惑だよなっ!」
「……もう、構わないで……」
谷口達、野球バカと……、少年もぞろぞろ姿を現す……。
「……そう言う事だ、……もうこれでオメーに勝ち目はねえ、
覚悟しろや!」
「お前を倒す!……ケフカっ!!」
アルカイザーも率先して身構え、ケフカの前にジャミルと共に立った。
他の皆も早くしろとばかりに……、ケフカをじーっと見ている……。
「……ふ、ふざけるんじゃないじょおおおおーーっ!!何処までも……、
この、くっそ、共めええええーーっ!!」
「ま、所詮この話でさ、真面なバトル期待する方がそもそも
無理なんだよな……」
「最後なので、私も無理矢理参戦します……」
無理矢理、ガーネルも突然出て来た……。
「……しゅわっち!覚悟しなさい!」
ガーネルは急に着ていた白スーツを脱ぎだし、メタボボテバラ
さらけ出し体質になる。
「……ドナルドもやるよっ!……ホアア~!!」
いきなり、元に戻ったドナルドも同じく服を脱ぎ出す。此方もハンバーガーの
食い過ぎを民衆に注視するかのようなボテバラむき出し。
「……お前は、邪魔です、……この野郎!!」
「……お前の方が邪魔なんだよっ!!いつもいつもっ!!」
またもや、基地害マスコット達は殴り合いを始めたのであった。
「まあ、こいつらはほっといていいからよ、……決着つけようや!!」
「……ククク、この破壊の翼の威力を……、思い知るがいい……」
「……ケツだけ星人!ぶりぶりー!!おウンチが出る寸前の
ハカイのおけつだゾ!!」
恐れを知らぬ、嵐を呼ぶ幼稚園児、しんのすけ、ケフカの前に突如、
ケツを出す。
「っ、くっ、せええええ~~~……!!」
「……しんのすけっ!このおバカっ!!」
みさえ、しんのすけを慌てて捕獲し後ろに下がった。ついにこの場所に
マンションの住人が全員揃った訳である。……本当にもはや、バトルも何も
無くなってきているが、話はいよいよ最終局面へと突入する。
ファイナルバトル・2
……プルルルル……
「……もしもしっ!何だじょっ!?ぼくちんは忙しいんだじょ!
「ラグナのおっさん、又後ろで転がってるわ、面倒見きれねえな、もう……、
へへへ、こんちゃーす!バーバラさん、ホークの親父さんも!お久しぶり!」
「あはは、どうもでーすっ!」
ホークとバーバラの間に、子供達を抱えた野原夫妻、ひろしとみさえが
間に割って入った。
「ああ、あんた達も……、恰好がこりゃまた、随分と派手な格好だね……」
「へえ、あんたらのバトルスタイルか、珍しいな、中々
決まってるじゃねえか……」
「はあ、やーっと此処まで来れたよ……、全くもう……」
続いて、アルベルトとシフもホークとバーバラの前に姿を現す。
「……疲れた……」
「……おお、シフとアルベルトもか!」
「あはは!あんた達も久しぶりじゃないのさっ!」
「……聞いとくれよ、もうー、坊やがとろくてさ、……なーかなか、
もう……、etoeto!」
よっぽどトロいアルベルトに苛々していたのか、シフがバーバラに
愚痴り始めた。
「そんなに文句言う事ないじゃないか……、もう~……」
「ま、これを機に本気で身体も鍛える事もするんだな……、
お坊ちゃま……」
「……うう……」
スネークも再び葉巻を取り出し、静かに一服。しかしアルベルトは
どうしても脳筋筋肉バカにはなりたくなかった。シフを守れるぐらい
強い男になりたいと言う密かな気持ちも心に秘めてはいるものの。
「しかし、これじゃあまた、同窓会みてえだな、なあ、アルベルト……」
「……そうだね、けど、これって一体何の集まりなんだろう……、
ね、ホーク……」
もはや、何で皆が此処に集結しているのか、分らなくなって
来ている様である……。
「あ、そう言えば……、その格好、あなた達もまさか……」
「わん?」
フレンディとワンダフルがミラクル達に近寄って行くと、彼女達も
直ぐに反応する。
「私達もだよーっ!魔法つかいプリキュア!うーん!ワクワクもんだあーっ!」
まだ、顔を合わせていないプリキュアチーム同士、駆け寄って互いに
自己紹介を始める。この子達は同じプリキュア同士なので、いずれは
個々の正体が分る事になるのであるが。
「はあ、それにしてもすげえ事になってきた事、……いつの間にか
知らねえ奴も混ざってるし、俺にはもう何が何だか……」
ジャミルは狭いマンションの廊下で語り合い、交流し合う、
ギュウギュウ詰めのマンションの住人達を眺めていた。本当に
バトルでも、もうなんでもなくなって来つつあった。
「……ちく……、ちく、ちくちくちく……、チクチクチクチク
チクチク……、ちくしょおおおおおーーーーー!!うおお、お前ら
ああああーーっっ!!ふざけやがってええええーーっ!!今度こそ、
目に物みせてくれるどわああーーーっ!!」
……口ではそう言ってみるものの、これ以上何か飛んで来ないか、
邪魔されないか……、ケフカは何となく彼方此方気にしている様でも
あった……。
「あのさ、此処じゃ狭くって、場所、替えてくんね?外、出ようや……」
暇をこいていたジャミルが提案してみる……。
「……糞猿、言われなくてもそうしたるわっ……!!」
ケフカが指を鳴らすと……。
「あっ、場所がっ!マンションじゃなくなっちゃったわ!ダウド、
いつまで倒れてるのよっ!しっかりしなさいよっ!もう~……」
「……オイラ、もう疲れちゃったんだよおお~、ほっといてええ~……、
何ももう、したくない……」
アイシャがダウドを起そうとするが、ダウドは相当嫌々モードに入って
しまった様である。いじけてしまったダウドを慰める様に、ブラウと
シルベンがダウドの顔をペロペロ舐めた。
「……モフルンもいるモフ、ダウド、おつかれさま、モフ……」
モフルンがちょこんとダウドの膝の上に乗る。チビも異様に懐いているが、
……どういう訳か、ダウドは獣に懐かれる体質の様である……。
「そう、此処はお前らの死に場所にふさわしい最後の場所……、
がれきの塔……、ククク、この場所なら……、お前らをじりじりと、
甚振り、死に追い詰められ……」
「かあちゃーん、オラ、もう……、う、うんこもれそうだゾ……、
ううう~」
「我慢しなさいっ!……お便所が消えちゃったんだから仕方ないでしょっ!
洩らしたら後でおぱんつ変えてあげるから……!」
「……あ~、う~!」
「はいはい、ひまも、お腹すいちゃったのね、もう少しだからね、
我慢しようね……、よしよし……、お兄ちゃんやお姉ちゃん達が
悪いおじさんをやっつけてくれるからね~……、勿論、パパとママも
最後まで頑張るわよ、折角正義の味方の力を貰ったんだから!」
「アンっ!」
「はあ~、けど、明日っから、俺、ちゃんと仕事いけっかなあ~……、
何とか頑張んねえとなあ~……」
……緊張感と雰囲気をぶち壊す、困った親子である……。
「僕ら、部屋が突然消えてしまって、この場所に……」
「ワイら、何処で暮らせばええねん……」
「はあ~……、頭いた……」
「冗談じゃねえぞっ!いい迷惑だよなっ!」
「……もう、構わないで……」
谷口達、野球バカと……、少年もぞろぞろ姿を現す……。
「……そう言う事だ、……もうこれでオメーに勝ち目はねえ、
覚悟しろや!」
「お前を倒す!……ケフカっ!!」
アルカイザーも率先して身構え、ケフカの前にジャミルと共に立った。
他の皆も早くしろとばかりに……、ケフカをじーっと見ている……。
「……ふ、ふざけるんじゃないじょおおおおーーっ!!何処までも……、
この、くっそ、共めええええーーっ!!」
「ま、所詮この話でさ、真面なバトル期待する方がそもそも
無理なんだよな……」
「最後なので、私も無理矢理参戦します……」
無理矢理、ガーネルも突然出て来た……。
「……しゅわっち!覚悟しなさい!」
ガーネルは急に着ていた白スーツを脱ぎだし、メタボボテバラ
さらけ出し体質になる。
「……ドナルドもやるよっ!……ホアア~!!」
いきなり、元に戻ったドナルドも同じく服を脱ぎ出す。此方もハンバーガーの
食い過ぎを民衆に注視するかのようなボテバラむき出し。
「……お前は、邪魔です、……この野郎!!」
「……お前の方が邪魔なんだよっ!!いつもいつもっ!!」
またもや、基地害マスコット達は殴り合いを始めたのであった。
「まあ、こいつらはほっといていいからよ、……決着つけようや!!」
「……ククク、この破壊の翼の威力を……、思い知るがいい……」
「……ケツだけ星人!ぶりぶりー!!おウンチが出る寸前の
ハカイのおけつだゾ!!」
恐れを知らぬ、嵐を呼ぶ幼稚園児、しんのすけ、ケフカの前に突如、
ケツを出す。
「っ、くっ、せええええ~~~……!!」
「……しんのすけっ!このおバカっ!!」
みさえ、しんのすけを慌てて捕獲し後ろに下がった。ついにこの場所に
マンションの住人が全員揃った訳である。……本当にもはや、バトルも何も
無くなってきているが、話はいよいよ最終局面へと突入する。
ファイナルバトル・2
……プルルルル……
「……もしもしっ!何だじょっ!?ぼくちんは忙しいんだじょ!
作品名:zokuダチ。セッション11 集え英雄(ヒーロー)編・3 作家名:流れ者