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zokuダチ。セッション11 集え英雄(ヒーロー)編・3

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……は?ブラッククロス本部!?」

「……何だと!?」

どうやら、…ケフカの持っていたスマホに、本部から連絡が入ったらしく、
アルカイザーとIRPO集団も思わず身構える……。

「……何、支配する場所を間違えて、連絡した……だと、じょ……?」

「……」

ケフカは黙ってスマホをパタンと閉じると、今、自分をじっと見ている、
目の前の変な集団を改めて見返す……。

「……まあ、いい、折角だから糞共を始末していくじょ、
……堕天使モードっ!」

ケフカの姿が悪趣味な本気堕天使モードへとチェンジする……。

「りゅっ!」

と、ジャミルの側に突然小悪魔が出現した。

「……リトルっ!オメー、何しに来たんだよっ!こんな時にっ……!」

「別にオメーらに加勢しに来たわけじゃねーりゅ、唯、
面白そうだったからちょっとだけ手伝ってやるりゅ!」

「……あのなあ!邪魔だから……」

「りゅーっ!!」

小悪魔、ひろしの足に向かって魔法を掛ける……。

「……うああああーーっ!!何だこらーーっ!!」

「あなたーーっ!!」

「とうちゃんがーっ!またおかしくなったゾーーっ!!」

……ひろし、今度は身体の一部分を怪物にされる。足だけが5分裂して
巨大化。悪臭が倍になる……。

「う、く、……っせええーーっ!!」

「じゃあ、リトルはこれでかえりゅます!け~けけのけ~!」

「……おーいっ!!」

小悪魔は余計な事だけすると、何処かへぱっと消えてしまった。

「何なんだ……、あいつ……」

「ジャミル、でも、敵さんにも精神的ダメージ、結構いってる
みたいだよお……」

「おえっ、……おおーえっ、げえーっ……、げ、げえーっ……」

「……」

「よしっ!今こそ、ドナルドの出番だよっ!」

「……私も加勢しますぞっ!!」

「……あ……」

またまた、馬鹿2人、ドナルドとガーネルのメタボ腹糞コンビは
今度こそタッグでケフカに突っ込んでいくが……。

「……ホアア~っ!!」

「あちょおーーっ!」

……ゴスゴスゴスッ!!

見事にボコられ、2人ともノックアウトであった。

「……役に立たねえなあ!ほんとにっ!!」

……ドナルド、ガーネル、完全リタイア……。

「おーい、俺の足、元に戻んのかよ……、こんなにしやがって……」

「ちょっと!あなたっ!!近寄らないでっ……!!」

「……ええいっ、雑魚めが、うじゃうじゃと集まりやがって!
纏めてこうだじょっ!!心無い天使っ!!」

「ああっ!」

「……ヒューズっ!皆あーっ!」

……ケフカの即死技を喰らい、ジャミル、アルカイザー、
以外のメンバーは全員倒れてしまう……。

「……くそっ、よくも仲間をっ……!てめえやってくれたなっ!!」

ウコムの鉾を握りしめ、ジャミルがケフカを睨んだ……。

「いいじょ、いいじょ、ククク……、絶望と憎しみに満ちたその顔……、
クククク……、ん?」

「……ま、負けないん……だから……」

「オレだって……、まだ戦えるさ……、へへ……」

「わたしだって、あきらめないよ、……ゼッタイ……」

「そうよ、諦めたら其処でもう終わりなのよっ!」

「負けるもんかっ……」

「……フン、俺も諦めが悪いんでね……」

「俺も……、たまにはかっこ付けてさ、イッチョ頑張ってみるかな……、
ってな……」

ミラクル、ジタン、ワンダフル、セーラーV、ユリアン、スネーク、
ラグナ、……7人の英雄が立ち上がる。どうやら各作品の主役級は
大丈夫の様であった……。

「お前ら……」

立ち上がった7人はジャミルの方を見て、強く、そして静かに頷いた。

「オラもいるゾーーっ!!」

「……うわ!こいつもいるの忘れてた……」

「アクション仮面っ!悪い奴をやっつけてっ!皆を助けてっ!」

「……君、私は……、アクション仮面とやらではない、アルカイザー……、
なのだが……」

アルカイザーが少々困惑気味な表情をする……。

「今はそんなのどっちでもいいじゃないの!」

「……そんなの……、俺ってそんなのかよ……」

Vちゃんの辛口なお言葉に、アルカイザー、いじけてみる……。

「あの……、俺もなんですけど……、何か出来る事は……」

此方も無事だった谷口。皆の側までとことこ歩いて来た。

「じゃ、じゃあ、少しの間、こいつを頼むわ、悪さして邪魔されると
困るんでよ……」

「お~?」

ジャミルが谷口にしんのすけを一時保育で預ける。

「分りました、皆さんっ!頑張って下さいっ!!」

「頑張れだゾっ!!」

「行くゾ、お前らっ!!……なーんか変だなあ~?まあいいか……、
……んじゃ、最終バトル開始!……突撃ーーっ!!」

「「たあああーーっ!!」」

ジャミルを先頭に、アルカイザー、ミラクル、ジタン、ワンダフル、
セーラーV、ユリアン、ラグナ、スネーク、ヒーロー・ヒロイン達は
ケフカに向かって突っ込んで行ったが……。


……ぷう~うう~……


……意味も無く、しんのすけがやる気を削ぐ屁をこき、……全員が
その場にずっこけて倒れた……。

「し、しんちゃん……、駄目だよ……」

「でちゃったんだゾ……」

しんのすけを抱いていた谷口が困って苦笑いする……。

「しんのすけ……、おい、……コラあああ!」

「……ジャミル、そんなに切れんなって……、てか、お前だって
人の事言えねえだろ……」

ブチ切れようとしたジャミルをジタンが何とか宥める。

「うるっせえ!……今は今!真剣なバトルの最中だっ!」

「ん、もう~、ジャミルお兄さんたら、そんなに怒っちゃや~よお~、
だからおちんちんがそんなに小さいのよお~!」

「……こ、此処の大きさは……、関係ねえだろうがああっ!」

「……しんのすけーっ!!こらやめろーーっ!」

〔げんこつ〕

止めようとしたジタンの努力も空しく、しんのすけ、ジャミルに
げんこつを食らう。

「あらら~、大丈夫……?もう、しょうがないお兄さんねえ~……」

セーラーVがしんのすけを抱き上げ、いい子いい子する。

「……おお、おばさん、優しいね、有難うだゾ……」

「だーあーれーがあーー……!おばさんですってええーーー!?」

「わん?……セーラーVって、何だかやっぱりだれかににてるっ?
で、でも……、ガルガルしちゃだめえーーっ!!」

「今はそんな場合じゃないようーーっ!」

此方も暴れ出したセーラーVを止めようとする、ワンダフルとミラクル。
しんのすけがいるだけで、もう、現場はしっちゃかめっちゃかに
なりそうである。

「早く、ケフカとか言う奴を倒さねえと……、アイツ、スゲー顔に
なってるし……」

「……中々動けないなよあ……」

「ま、また……、転がっちまった……」

「……フウ、葉巻が美味いな……」

バトルを中断されてしまい、戸惑うヒーロー衆、ジタン、ユリアン、又
足がもつれて転倒しているラグナ、スネーク、の4人。しんのすけの屁から
立ち直れず、アルカイザーはその場にひっくり返ったままである。

「……やああああっ!悪いピエロさんっ!もういい加減に観念なさいっ!」

「ミラクルっ!無茶しちゃ駄目だっ!危ないっ!!」