ゆゆゆの日々。たまにちけふとおかーさん
61.校長先生
ゆ「校長先生が長い話するってよく言うじゃん」
縁「あ〜、あるある〜」
ゆ「でもさ、うちの校長先生、そこまで話長くないよね」
唯「中学の頃の校長先生も特に長くはなかったな」
ゆ「ふたりの小学校のときの校長先生はどうだった?」
縁「あ〜、覚えてないな〜」
唯「多分、長くはなかったと思う」
ゆ「てことはさ、うちら、かなり校長先生運が良いってことじゃない?」
唯「運の幅が狭いな」
ゆ「でも大事だよ。人生の恩師の上司なんだから」
唯「ちょっと接点が少なくないですか」
ゆ「じゃあ、接点多くしようぜ。来週から部活は校長室で!」
唯「花びんとか割ったら怒られるわ。というか、許可が降りないだろ」
ゆ「快く紅茶いれて歓迎してくれるかもよ」
縁「お茶菓子つきで、お砂糖とミルクもなぜか好きな量知ってて」
唯「友だちのお母さんでもわからんわ!」
ゆ「話を短く切り上げられるんだから、これぐらいの気配りもできると思うよ」
唯「うーん。どうだろうなあ」
縁「今度おかーさんに聞いてみようか」
ゆ「あー、いいねえ。うちの校長、パルクールは得意ですかって」
唯「話短くて、校長室使わせてくれて、紅茶いれてくれて、私らの好み知ってて、パルクールしてる校長って、もう神の領域だろ」
縁「あははははは」
作品名:ゆゆゆの日々。たまにちけふとおかーさん 作家名:六色塔



