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ゆゆゆの日々。たまにちけふとおかーさん

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22.唯ちゃん祭り



ゆ「唯ちゃんって祭りにならないかなあ」

縁「あ、それいいねえ! すごくいい!」

唯「どうゆうこと?」

ゆ「だから、年に一回、唯ちゃん祭りをするのさ」

縁「うんうん」

ゆ「で、唯ちゃんを讃える舞や唯ちゃんをかたどったお神輿が出る」

唯「えー、やだよ」

縁「でも、すごいよ。きっと外国の人も来るよ」

唯「なおさら恥ずかしいよ」

ゆ「花火もあがるし、屋台も来るし、境内の裏で告白する男女なんてのも」

唯「唯ちゃん神社なんてないよ。あとなんか、唯ちゃん祭りにかこつけて告白って、なんかアレだな」

ゆ「お、唯ちゃんも祭られる側の自覚が出てきた」

縁「あともう一息だね」

ゆ「屋台とかもいいよー。美味しいものもあるし、ゲームもできる」

縁「私、わたあめと金魚すくい好き〜」

ゆ「私はやきそばかな、んで、お面つけて射的」

縁「唯ちゃんは?」

唯「え、祭られる側が祭りを楽しんでいいのか?」

ゆ「まあ、間違いなくもみくちゃにされるけどね」

縁「祭られる側だからね〜」

唯「じゃあ、ダメじゃん」

縁「あはははははは」

ゆ「とにかく、唯ちゃん祭りは楽しいってことさ」

縁「うんうん」

唯「ところで……」

ゆ「ん?」

唯「祭られるといくらもらえるんだ? 屋台の出店料は何パーだ?」

ゆ「……唯ちゃん、相変わらずお金にうるさ過ぎだよ」

縁「ねー」