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zoku勇者 ドラクエⅨ編2 解雇された天使~束の間の休日

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辿り着くまで何とかMPも温存しときたい処だよなあ~……」
 
「ジャミル、また出たモン!」
 
次から次へと……。今度はメタッピーとドラキー軍団である。
 
「ま、この程度なら、魔法使われるよりずっと楽さ、LVも
上がってるしな、よし、どんどん突破だあーっ!」
 
「モモモモンーーっ!」
 
ジャミ公とモンはどんどこモンスター達を蹴散らしながら遂に
ダンジョンの最深部へと突入する。最深部内では、瓦礫に
足を挟まれ怪我をしており動けないらしい青い髪の女性の姿が……。
 
「おーい!アンタがルイーダさんかあーっ!?」
 
「……だ、誰!?」
 
女性は駈け込んで来たジャミルの姿に顔を上げる。少々びっくり
している様子でもあった。
 
「確かに私はルイーダだけど……、珍しいわね、こんな所で
人に会うなんて……」
 
「やっぱりアンタがそうか!セントシュタインの兵に
頼まれたんだ、ウォルロに向かったまま行方不明の
ルイーダって女性を探してくれってな!」
 
「助けてくれるのは嬉しいけど、あなたみたいな子供が……、
本当にびっくりだわ……、そ、そんな事どうでもいいわ!
ねえ、悪いけどこの瓦礫をどけて欲しいの、ケガは大した
事はないんだけど、瓦礫に足を挟んでしまって……、
動けないのよ……」
 
「俺、本当は子供じゃねえんだけど、この話じゃ
初期は天使って設定だし、年齢不詳だ……、よしっ、
今助けるからな、モン、手伝ってくれ!」
 
「モンっ!」
 
「でも、気を付けて!あいつが戻ってくるかも知れないわ!」
 
「え?あいつって……、うわ!?何だっ!?」
 
「モンーーっ!?」
 
ルイーダを助けようとルイーダの側へ駆け寄ろうとした
ジャミルの前に突然の地響き。地面が揺れる……。そして、
地響きと共に、羊をムキムキに改造した様な容姿の巨大な
モンスター、ブルドーガが現れ往く手を妨害する。ジャミル、
この話では初めてのボス戦となる……。