zoku勇者 ドラクエⅨ編15 悲しきリブドール・2
「……全然楽しくないわ、ねえ、私もう帰る!早く此処から出して!!」
「うるっせえな!騒いだって誰も来やしねえよ!……いいか、お嬢さん、
あんたは俺達に誘拐されたんだよ、……ゆ・う・か・い!!」
「……誘拐?」
「そう、その嬢ちゃんと一緒にな、ま、お前の親からたんまり金を
せしめたら直ぐに其処から出してやるよ、へへへ……、町一番の
お金持ちで豪邸のお屋敷に住むアンタの親御さん達からよ……、
優しいパパとママからな……」
カブトで覆われ表情は分からないが、角カブト男は勝ち誇った様に
ニヤニヤ笑っているらしき。
「騙したのね……」
「騙される方が悪いんですよーっと!あーあ、可哀想、アンタの所為で
アンタなんか庇うからそのお嬢ちゃんも巻き込まれちゃって!かーわーい
そううう!!あーあ、涙が出ない!だって俺達盗賊だもん!!」
カブト男の隣にいるジョーカー男は牢屋の中のマウリヤをバカにした
様にあざ笑い、踊りを踊るのだった。……マウリヤも隣で縛られ、
気絶しているアイシャの方を見た。
「……私の……せい……」
再びマウリヤの胸が激しく、チクチク痛み出すのだった……。
作品名:zoku勇者 ドラクエⅨ編15 悲しきリブドール・2 作家名:流れ者



