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zoku勇者 ドラクエⅨ編20 我侭女王と恋したトカゲ・1

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一時の休憩を終え、4人は再び遺跡内を動き出す。メタルスライムとは
遭遇出来たが、ややこしい選択肢も……。はにわナイト×3、メタルスライム
一匹。

「面倒くせー、こいつ、火吹いてくるし、俺らのLVが高くても
集団だと厄介……」

と、言ってる間に、はにわナイトにダウドが先制リンチされ、ダウドは
髪の毛を燃やされる。……アフロになったダウドはぎゃんぎゃん吠えた。

「うるせーってのっ!暫く立てば元に戻るだろっ、我慢しろっ!!」

「……びええーーっ!ジャミルのアホーーっ!!」

「とにかく、ま、運だな……、アイシャ、取りあえずチクチク
責めててくれや、はにわには構ってらんねえ、アルもダウドも
メタルスライムだけ集中攻撃だ……」

「了解!」

「ういーす……」

「頑張るねっ!」

アイシャは魔結界を張る。そしてメタルスライムに突っ込んでいった。
そして、今回、運良く急所を突いて一撃でメタルスライムを仕留めたの
だった。

「……あはっ、や、やったわっ!」

「おしっ、偉いぞアイシャっ!!」

「凄いよっ!!」

「やったねえーっ!

「やったモンモン!」

「え、えへへ……」

仲間達に絶賛され、アイシャは顔を赤らめる。サンディにも
アンタ凄いじゃん!と、いい子いい子されてしまう。こんな調子で、
メタルスライム狩りの調子は急に運を増す。遭遇率も上がり、
無事に3匹仕留める事が出来たのだった……。

「……皆、アイシャ……、本当に有り難う、お陰で僕、無事に魔法戦士に
なれそうだよ、本当に有り難う、……僕、僕、何て言ったらいいのか……、
本当に……」

「よ、よせよ、だから、んなに畏まんなくていーってのっ!それに、これで
終わった訳じゃねえだろ、これから又大変だぞ、LV上げだってあるんだぞ、
覚悟してろよ……」

「ああ、分かってるさ!」

そう、転職してからが本当のトレーニングである。恐らく、LVが皆に
追いつくまでは、アルベルトは何度も何度も棺桶に入る事だろう。覚悟の上で
アルベルトは自分に気合いを入れるのだった。……しかし、直後疲れも
堪っていた4人は、揃って一斉に大欠伸を噛ました……。

「取りあえず、暫くはダーマで休もうや、俺もうクタクタだわ……」

「モン、お腹空いたんだモン……」

……それはいつもだわとアイシャは思う。だが、ちょっとある事を
思い出したのである。

「ルーフィン先生、あれからどうしてるのかしら……」

「そ、そうか、此処、ベクセリアの遺跡だったんだよな……」

アイシャにそう言われ、ジャミルも思い出す。最愛の伴侶を失った
ルーフィンはその後、今どうしているのかと、気になって来た……。

「そうだね、行ってみようか、休憩ならベクセリアでも出来るし……」

「オイラも……、休憩出来るなら何処でもいいよお……、疲れた……」

「モンも!ご飯食べられるなら何処でもいいモン!」

……それはいつもだろと、ジャミ公は思う。サンディも、ま、
いいんじゃネ?と了解してくれ、4人は久しぶりにベクセリアにも
足を運び、懐かしいあの人に会いに行こう、ツアー急遽第2弾を
決行する事となった。

「……エリザさん、久しぶり、こんちは……、色々あって、又此処に
邪魔させて貰う事になったんだ、又暫く宜しくな……」

久々のベクセリア。此処に訪れたなら、一番最初にやるべき事、
エリザの墓参りと彼女への挨拶。……彼女の墓前には常に沢山の
花束がいつも絶えない様であった。して、次は当然、元・傲慢
考古学者、ルーフィン大先生の研究室前へ……。以前の様に鍵は
もう掛かっていなかったが、ジャミルはおどけて、エリザ式ドア
ノックで研究室前のドアを叩いた。

「この音は……、はい……」

「や、先生こんちは!久しぶりー!」

「お久しぶりですーっ!」

「モンモン!」

「やっぱり……、ジャミルさん、皆さんでしたか……、ああ……」

ノックの音を聞きつけたルーフィンは直ぐに応対してくれ、笑顔で皆を
迎え入れてくれた。4人もルーフィンと再会の握手をする。ルーフィンは
もうすっかり人当たりが良くなっていたが、研究や仕事に没頭すると
風呂に入らない癖は相変わらずらしく、無精髭、汚れた白衣にボサボサの
髪とぽろぽろ零れている頭のフケはそのまんまだった。

「今、自宅の方の鍵を開けますので、さあ、どうぞどうぞ!ちょっと
散らかってますけど……」

4人は研究室前からエリザとルーフィンの自宅へと移動し、中に通される。
応接間で腰を落ち着け休ませて貰っていると、台所からルーフィンが
クッキーを持って姿を現す。……最愛の妻が生前に残してくれたレシピで
作ったクッキーを……。

「さあ、どうぞ、自慢じゃないですが、暇さえあればクッキーを
作っている間に、僕はどうやら妻よりもクッキー作りが上手く
なってしまった様で……、どうですかね……?」

……エリザがこの場にいたら、ぷんぷん怒りそうであるが……。4人は
クッキーを頂く。確かにエリザが生前作った物よりも遥かに美味しかった。
研究熱心なルーフィンの事、きっとクッキー作りにもとことんチャレンジ
したんだろうなあと、ジャミルはクッキーを掻い摘まみながらそう思った。

「うん、美味いよ、先生!」

「丁度良い甘さに塩加減も最高ですよ!」

「ふう、お茶も合わせて飲むと、本当に美味しいわあー!」

「おいしーおいしーよお!」

「そ、そうですか……、良かった……」

食いしん坊評論家達に絶賛され、ルーフィンは笑顔になる。そして、
このお方は……。

「むしやむしゃ、ばーりばりっ!!ばりばり、ばりばりっ!!ぼりぼりっ!!
……ぶっ!!」

「……こ、こらっ、モンっ!!」

ホラーカオス顔でクッキーをむさぼるモンに慌てて注意するジャミ公。
ジャミ公も意地汚いのだが、飼い主に輪を掛けてその食い意地は数ン倍。
今日は特に腹が減っているので。

「はは、いいんですよ、それにしても相変わらず面白いお人形さんだ……、
……」

「先生……?」

ジャミルはルーフィンの笑顔に何か少し気になる処が見え……。本の一瞬、
ルーフィンが顔を曇らせたのである……。

「は……、あ、ああ、すみません、……」

「先生、何かあったのかい……?」

ジャミルの言葉に反応し、アルベルトもアイシャもダウドも……、
食べる手を止め、ルーフィンの顔を見上げた……。

「はあ、ジャミルさんには直ぐに分かってしまうんですね、僕はどうも隙を
見せてしまう、駄目駄目ですね……」

「なあ、俺らで良かったら、何でも言ってくれよ、力になるよ……」

「……」

ルーフィンは最初、戸惑った様な顔をしていたが……、彼にとっては
余程の事らしく、ジャミルを信頼している所為か、ついぽつりと……、
言葉を漏らす……。

「これは僕自身の問題でして、……こんな事、人に言うべきでは無いのかも
知れませんが、……実はエリザのお義父さんから……、再婚話を持ち掛け
られまして……」

「……さ、再婚!?」

「!!」

「……君が娘の事を想っていてくれるのは親としてもとても嬉しい、
……だが、君には君の本当の幸せをそろそろ考えるべきだと、