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zoku勇者 ドラクエⅨ編20 我侭女王と恋したトカゲ・1

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「……それが難しいからこうなっちゃったんじゃないかあーーっ!!」

「お前達、ひょっとして黄金の果実を探しておるのか……?」

「!?」

ジャミル達の前に小太りのおっさんがしゃしゃり出る。いかにもな、
偉そうな態度、この城の者であろうと感じたが……。

「大臣様……」

「お主は良い、少し下がっておれよ」

「はあ……」

「大臣……?って事は、おっさん!女王の側近だなっ!俺ら困っててさあ、
変な商人の親父がその黄金の果実を此処の女王に渡しちまったんだよ、
その果実を探して、ずっと旅してんのさ、頼むよ、果実を返して
くんねえかな……」

兵は態度を弁えず、べらべらと喋るジャミルに少しカチンと来ていた
様だが、それでも大臣は黙っている様に諭し、兵はジャミル達を見ながら
仕方なく黙るのだった。

「そうか、その黄金の果実を探してわざわざ此処まで……、成程のう、
だがそれは自分達で直接女王様と交渉すべきであろう、しかし、
女王様は高貴なお方、一般の旅人達などとは決して会ってはくれぬで
あろう、……其処でだ……」

「……」

「今、この城ではちょっとした揉め事が起き、大騒ぎになっておるのだ、
女王様が大変心から可愛がっておる、ペットの金色のトカゲをドジな
侍女のジーラが逃がしてしまってのう、大変な事になってしまったのだ、
どうだ?トカゲを見つけ、無事捕獲出来たなら、わしが直接そなた達と
女王様が直に会える様、はからってやるが……?」

「……マ、マジ?トカゲを捕まえるだけでいいのか……?」

「おお、わしは嘘はつかん、約束してやろう、詳しい話は下の廊下で
トカゲを探してウロチョロしておる、騒動を起こしたジーラ本人から
聞くとよいであろう……」

「よ、よしっ!トカゲ捕獲だぎゃ!ゲッコ族はどこじゃーーっ!!」

「ジャミル、中にお邪魔させて貰おう、ジーラさんから話を聞かなきゃ!」

「突撃取材だあーっ!それいけマスゴミ出動ーっ!」

「モンモンーっ!美味しいキャンディーは何処モンっ!!」

「行くわよーっ!ごーごーよっ!」

(アハハ!バカばーっかっ!)

……別にアルベルトは何も言っていないが、アホの巻き添え食らって、
サンディヒドス。しかも、モン、目的がもう既にズレている。

大臣は、城中に突っ込んで行く変な4人を見て笑っていたが……、
先程の門前の衛兵は、あーあ、あたしゃどうなってもしらんですよ……と、
言った表情だった……。

「これでよし、……誰でもいいから、あのトカゲを捕まえてくれんと
困るのだ、何せあのトカゲはユリシス女王の心からの大切な友とも呼べる
ペットだからのう、頼んだぞ……」

「ううう、アノンちゃあ~ん、アノンちゃあ~ん、何処に行って
しまったの~、お願い、いるなら、ぎゃー、ここだぎゃーって
鳴いて頂戴、……アノンちゃああ~ん……」

「あの、……あんたがもしかして、ジーラさんかい?」

「はい、私がユリシス女王様の侍女のジーラですけど……」

「俺ら、あんたから詳しい話を聞きたいのさ、行方不明だっつー、
女王のペットの金色のトカゲについて……、俺達もそのペットの
トカゲを探す手伝いがしたいんだよ、何か力になれればと思ってさ……」

「え、えええっ!?」

ジーラは城にいきなり現れた4人組を見てきょとんと。していたが、
すぐにジャミル達に事情を話し、トカゲ探しを手伝って貰う事になる……。