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zoku勇者 ドラクエⅨ編28 スクールカルテット・2

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全く同じ姿。今回の誘拐事件の黒幕である幽霊には間違いは無いのだろうが、
今はアルベルト達にもその姿はしっかり目に見えている。

「……ウジ虫だなんて、酷いよお……、何だよ、自分はクソムシの癖に……」

「……早く席に着けと言っているだろう!貴様……、言う事が
きけんのかあーーっ!!其処の情けないツラの困り顔めがーーっ!!」

「……ひええーーっ!!だからこの顔は生まれつきなんですよおーーっ!!」

エルシオン卿はダウドに向け、鞭を掲げ脅す。さっきの呟きが
聞こえたらしい……。

「……ダウドっ、脅しに乗ったら駄目よっ!此処は堪えてっ!」

「えうう~……」

(……ちょ、ジャミ公!アレっ、デブ座布団がっ!!)

「あ?……モンーーっ!!」

「……モンちゃんっ!!」

「……居心地の悪い頭モン、……モンの太鼓裁きでおめめ覚まさせて
やるんだモンっ!!シャアーーっ!!」

モンは又無謀にもバカ行動を……。エルシオン卿の頭の上で下ネタ
太鼓を叩こうとしたんである。だが、エルシオン卿は頭の上のモンを
掴むと思い切り壁際に叩き付け、モン、壁からズズズ……と、
ずり落ち、気絶……。

「モンちゃん、モンちゃん……、返事をして、お願い……」

「モン~……」

アイシャは慌ててモンに駆け寄り、必死で呼び掛け、介抱。幸い、
コブを作って気絶しているだけだったが……。

「ふざけおって、そんな玩具を我が学院に持ち込むとは!これは益々
扱き甲斐のあるクソウジ虫共だなっ!……ふははははっ!」

「畜生……、おい、モザイオ、モンの事、頼めるか……?」

「お、俺がか……?だけど……」

モザイオはジャミルから差し出されたモンを見て、戸惑う。かつて、
自分はモンに危害を加えようとした。それでもジャミルはモザイオに
モンを託そうとしてくれている。……ボロボロになりながらも此処まで
命懸けで自分と皆を助けに来てくれた4人に、モザイオも返事を返した……。

「……分かった、俺が守ってる、任せろっ!」

「サンキューなっ!よーしっ、悪ィけど俺らもアンタをシメさせて貰うよ、
頑固者の老害暴力教師をな!これ以上のさばらせてたまるかっ!」

「……そうか、貴様ら私に刃向かうのか……、許せぬ……、
その反抗的な目……、その態度……、生きて……は、かえさ
……ぬ……、おおおおおーーーーっ!!」

エルシオン卿の周囲を黒い霧が取り囲み……、エルシオン卿は
巨大な鞭を手にした醜いモンスターへと変貌を遂げるのであった……。

「……ああーっ!お約束だあーーっ!!」

(……何吠えてんのよっ、バカヘタレっ!)

「……私の名は魔教師エルシオン……、この学院の創設者にて、
最強の教育者……、ウジ虫の貴様らにもはや説教など不要……、
仕置きだああーーっ!!血反吐が出るまで仕置きしてやるーーっ!!」

「冗談じゃねえっつってんだよっ!仕置きされるのはオメーだっ!
……いくぞっ、皆っ!」

「大丈夫だよ、ジャミル!絶対に皆を助けて此処から出よう!」

「そうよ、私達を馬鹿にしたら大変なのよ!負けないんだからっ!」

「……うう~、お、オイラも頑張ります……、……がうおー!」

「ジャミル、皆、あいつの変な術に気を付けろ、俺達、この机から
逃げられない様にずっと座らされて拘束されてるんだ……」

「分かったよっ、モザイオっ!よーしっ!」

ジャミル達4人は魔教師エルシオンに突っ込んで行く……。その姿を
見て、モザイオは自分は恐らく何をやってもジャミルには
勝てなかっただろうなと漸く理解する。

「……しかし、変な奴らだぜ……、……頼んだぜ、絶対に勝ってくれよ!」

「どうか、負けないで……」

「天界におわします、我らの守護天使様……、ああ、どうか彼らを
お守り下さい、力を……」

「……くたばれえーーっ!……この、ウジ虫共ーーっ!!」

「……うわああーーっ!!」

だが、魔教師エルシオンは自らの鞭に炎の力を絡ませると、4人目掛け
一斉に鞭を激しく振り下ろす。皆の声援も空しく、4人共揃って鞭で
弾き飛ばされ、早くも危機に陥る……。

「う、いててて……、み、皆っ!!」

大分遠くまでかっ飛ばされたジャミルは慌てて身体を起こし、
周囲を見渡す。はっと目に付いた物は、……魔教師エルシオンの
巨大な鞭に、アルベルト、ダウド、アイシャの3人が揃って一辺に
捕まり、締め上げられ、拘束されていた姿であった。

「……皆っ!」

「ジャミル、僕達の事は……大丈夫……、だから……」

「……エルシオン学院長を……止めて……」

「……面目ないでーす……」

「ふはははは!どうだ、私に逆らうウジ虫を捕獲したぞ!どうだ、
どうだっ!!おい、お前達もよーく見ておけっ!私に刃向かった
クソ共の哀れな末裔だっ!……そらそらそらーーっ!!」

「……あああーーーっ!!」

「う、ううう……」

「や、やっぱり怖いよう……、お父さん、お母さん……」

魔教師エルシオンは、容赦なく、拘束した3人を鞭ごと、ビシビシ床に
叩き付けた後、思い切り振り回す。まるで、サーカスで調教する獲物を
仕込む様に……。その姿を見、机で動けないまま、捕まっている生徒達は
恐怖で思わず目を反らすのだった……。