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六帝の日なのでろちみか詰め合わせ

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ケモ耳六帝
※二人とも耳はえてます、注意


朝起きたら、僕にはウサギの耳と尻尾が生えてました。
目の前の千景さんには、……なんだろう、犬?狼?そんなモサモサした耳と尻尾が。

「これ……、なんでしょう。」
「耳と尻尾……。」
「いや、それは分かってますよ。」
「なんか、昨日あの医者すっごい笑顔じゃなかった?」
「あぁ、確かに……。」

昨日はセルティさんと岸谷さんに会ったのだけれども、なんだかお茶を差し出すときの岸谷さんがとても笑顔だったんだ。
怪しいと思ったのならば飲まなければよかった……。
後悔しても遅いけれども。

そんなときにセルティさんからメールがきた。

「えっ……。」
「帝人、どうした?」
「『一日経てば治る。』って書いてあります……。」
「あぁ、こうなってるのは分かってるってことか……。」

セルティさんもしかして共犯者……?
いや、あまり考えないでおこう……。

「じゃあ今日一日外に出れないなー。」
「そうですね……、帽子で隠すにもちょっと僕の方は無理があるかと……。」
「まあ、自宅デートってのもいいもんだよなー!」
「……ポジティブですね。」
「だってハニーの耳可愛いんだもん……、なんかぴくぴく動いてるしさあ。」
「千景さんだってさっきから尻尾ぶんぶん振ってて面白いですよ。」
「あー、そりゃあハニーと一緒で嬉しいから……。ところで耳って感覚とかあるの?」

そう言って千景さんが僕のウサギの方の耳(もちろん普通の人の耳も存在したままだ)を優しくつかみ、撫で上げる。
その瞬間、何と表現すればいいのか分からないような戦慄が背中を駆けあがった。

「ふっ……、うあぁ!?」
「……えっ!?」

これはおかしい。何がおかしいって何もかも。
背中も手も足も肩も、声も、何もかもがびくびくと震えてしまう。寒気とも違う感覚が全身を支配する。
そうして一番敏感になっているのは千景さんに優しく撫でられた耳だ。

「えっ、ハニー何今のエロい声!しかもなんか涙目だし、顔赤くなってるし、耳もさっきより震えてるし、
なんかへにょんって垂れてるし……、っつーかハニーもう超可愛い!!」
「やっ、千景さん……、それ以上撫でないで……!!」
「うおっ、ハニーがどんどんエロくなってく……。」

さらに尻尾まで撫でられれば力が抜けてしまい、それでも体はびくりと震えてしまい、背中から床に崩れ落ちる。
息を乱して千景さんを見上げれば、なんだか千景さんの耳も尻尾も先程より立ち上がっている気がする。
目の前で真剣な顔をした千景さんが呟いた。

「あー……、ハニーごめん。」
「……え?」
「朝から申し訳ないけど、俺ムラムラしてきちゃった。」
「なっ、ちょっと……!?」

優しくするからさ、と、囁かれながら耳を再びさわられたときには、もう全てが手遅れだった。

今日も池袋は平和です。

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誰かこんな六帝絵描いてください