六帝の日なのでろちみか詰め合わせ
カルピスになるの六帝
※ろっちーが幼稚園の先生で帝人君が幼稚園生です
くりくりとした真っ黒で大きな目が見上げてくる。
ちょっと赤いほっぺも短い前髪の下のおでこもスモックから出ているふくふくとした手もどれも可愛らしい。
そうして小さな口が聞いてくる。
「ろっちー先生。」
「なんだい、帝人ー?」
でれでれと笑っているであろう自分は容易く想像できる。
だってしょうがないじゃないか、可愛いんだから。
「かるぴしゅってどうやってできるのー?」
「カルピス?」
突然の問いに少し面食らう。
しかし、数秒の後に以前見たCMを思い出す。
「よし、じゃあろっちー先生が教えてあげよう!」
「本当!?」
ぱぁっと顔を輝かせる可愛い可愛い俺の天使。
後ろでこちらを睨んでいる臨也先生とかは無視だ、無視。
「例えば、帝人くんが乳酸菌でー。」
「にゅうさんきん?」
あぁ、首をかしげる姿も可愛い。
とりあえず俺はマンガでみた可愛くデフォルメされた乳酸菌の姿を描いてあげて納得させた。
「それで、俺が牛乳だとしよう!」
「うん!」
「こうして俺たち!」
「うわぁ!?」
「カルピスになるのー!!」
勢いよく帝人君を抱きしめて持ち上げてみた。
なんて軽いんだこの子は、しかもとってもやわらかい。
あぁ、可愛い、可愛い!!
「ろっちー先生、くるしいー。」
「ぎゅー……!」
少し抱きしめる力を弱めて、ぎゅーと、言えば、ぎゅーと返してくれた。
腕が俺の背中に回るはずがないのでエプロンを掴んでいるところも本当に可愛い。
臨也先生が血涙流しそうなくらい悔しそうな顔してるのなんてやっぱり無視だ、無視。
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皆のアイドル、帝人君
ろっちー先生はショタコンとかじゃなくただ可愛がってるだけです
誰かこんな六帝絵描いてry
作品名:六帝の日なのでろちみか詰め合わせ 作家名:るり子